クローゼットでやりがちなNG収納4選 入れちゃダメな物とすっきり整えるコツ

クローゼットは余裕がある分、つい物を詰め込みがちですが、湿気や害虫発生の原因にもなります。不要な物や間違った収納方法を避け、すっきりしたクローゼットを保つコツを詳しく紹介します。

クローゼットに収納すると悪影響な物とは?

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クローゼットは扉を閉めれば中が見えなくなるため、多少散らかっていても気にならない場所です。そのため、つい何でも詰め込んでしまうことがありますが、以下のような物を入れることは避けましょう。

  • 一度着用しただけの衣類
  • もう着ない衣類やサイズが合わなくなった服
  • 穴やほつれがある傷んだ衣類
  • 長期間使用していない毛布や布団

これらの物をクローゼットにしまってしまうと、湿気がこもり、ダニやカビなど害虫が発生しやすくなります。不要な衣類はこまめに処分するか、リサイクルに出すなどしてクローゼット内の環境を清潔に保つことが大切です。また、湿気対策の除湿剤や防虫剤を活用して、常に良好な状態を維持しましょう。

クローゼットに入れない方が良いものだけでなく、収納方法そのものにも注意点があります。具体的に、ついやりがちな収納の失敗例を挙げて解説します。

クローゼットでやりがちな4つのNG収納

収納スペースがあるクローゼットは、つい乱雑になりがちな場所です。ここからは特にやりがちな収納の間違いと、その理由を見ていきます。

1. 衣類を無理やり詰め込みすぎている

収納力が高いクローゼットほど、衣類を詰め込みすぎてしまう傾向があります。

服を取り出した際、隣の服まで一緒に落ちてしまったり、ハンガーが絡んでしまったりするようなら、収納が限界を超えています。衣類をぎゅうぎゅう詰めにすると通気性が悪化し、湿気が溜まってカビやダニの温床になってしまいます。

クローゼットの容量の8割程度を目安に、ゆとりを持って収納すると衛生的で取り出しやすくなります。季節ごとに衣類を見直し、不要な物は積極的に手放していきましょう。

2. とりあえず空いている場所に掛けてしまう

忙しい日々の中で、洗濯済みや一度着用した衣類を種類や用途別に分けることなく、とりあえず空いている場所に掛けてしまうことは珍しくありません。しかし、この習慣は後で衣類を探すときの混乱を生み出します。よく使う服の収納位置を決めておくことで、必要なときに素早く取り出せるようになります。

また、衣類を用途別や季節別、色別にまとめて収納すると、服選びが格段に楽になります。日頃から収納場所を決める習慣をつけることがクローゼット内を美しく保つ秘訣です。

3. 落ちた服をそのまま放置してしまう

クローゼットの中がいっぱいになると、服を取り出す際に周りの服がハンガーから落ちることがあります。しかし、落ちた衣類をそのままにしてしまうと、クローゼット内の床が物置きのようになりがちです。

一度床に物を置くことに慣れてしまうと、徐々に箱や使わなくなった収納用品などが置かれ始め、本来の収納スペースが失われます。さらに床掃除が難しくなり、ホコリが溜まって不衛生な環境になりやすいのです。落ちた衣類はすぐに拾って整理する習慣をつけ、常に床を清潔に保つことが大切です。

4. 収納ケースに何でも押し込んでしまう

部屋の片付けが十分でないときや、急な来客がある場合、とりあえず収納ケースに散らかった物を詰め込み、クローゼットに押し込んでしまう人も多いでしょう。

一時的な対応としては仕方ありませんが、そのまま収納したことを忘れてしまうと、ケースの中が不要物だらけになってしまいます。さらに疲れているときには、ケースを整理する気力もなくなり、どんどん物が溜まっていきます。

収納ケースは中身を明確に分類し、普段から何を収納しているのかを把握するようにしましょう。また、中身が一目で分かる透明ケースを使用すると管理がしやすくなります。

クローゼット内を乱れさせる原因とその対処法を把握したら、クローゼットをすっきり維持するための具体的なポイントを意識しましょう。

クローゼットをすっきりと保つ整理整頓のポイント

きれいな部屋

クローゼットを美しく整理するためには、いくつかの基本的なポイントがあります。以下を日頃から意識すると、使いやすく衛生的なクローゼットが維持できます。

  • 各自専用の収納スペースを設け、自分の物は自分で管理する習慣をつける
  • 使っていない物はクローゼットに入れず、早めに処分やリサイクルに回す
  • 収納量をクローゼット容量の8割程度までに抑え、余裕を持った収納を心がける
  • よく着る衣類は目線や手が届きやすい位置に収納する
  • ハンガーや収納ケースを統一すると、見た目が整い、探しやすさも向上する

衣類が増えると、その分だけクローゼットの負担が増します。新しい服を一着購入したら、着用頻度が低いものや古いものを処分することを習慣づけましょう。また、湿気や害虫から守るために、定期的に除湿剤や防虫剤を取り換え、清潔な環境をキープすることも忘れないようにしてください。

クローゼットは一度整頓したら終わりではありません。衣類の入れ替えや整理を日常的に行うことが大切です。

クローゼットを整える習慣を身につけよう

クローゼットは毎日のように開け閉めする場所です。日常的に整理整頓を心がけ、定期的に衣類の見直しや整理をすると散らかりにくくなります。また、シーズンごとの衣替えのタイミングを利用して、不用な服を見極め処分するとよいでしょう。

少しずつの手間を惜しまないことが、クローゼットを常に清潔で使いやすく保つ秘訣です。風通しの良い、快適なクローゼットを目指して、ぜひ日々の生活に取り入れてください。

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