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ごめんなさいと謝罪ができないことを、どう指摘すべき?
相手に悪いことをしたら、「ごめんなさい」と謝罪する人が大半です。しかし、大人でも「ごめんなさい」と素直に謝罪できない人もいます。
- 悪いことを無自覚に行った場合…指摘して治る可能性がある
- 悪いことを故意に行った場合…指摘は逆効果
相手の心理状態で、効果の有無が異なります。後者の場合、雰囲気の悪化のみならず、指摘した相手から八つ当たりされることもあるので注意しましょう。
『ごめんなさい』と謝罪できない人の心理や特徴5つ!
「ごめんなさい」と謝罪できない人には、以下のような特徴や心理がみられることが多いです。
1.プライドが高い
プライドが高い人は、自分が悪いと自覚していても謝罪しません。
- 見下している相手には、謝らなくていいと思っている
- 自分が謝罪して相手の心が晴れるのが許せない
- 相手から見下されるかもしれないと思い込んでいる
自分が嫌われたくないと思う上司などには、すぐ謝罪する人もいます。そして、後輩や同僚には絶対に謝らないのも、プライドが高い人にみられやすい行動です。
2.自分がやってしまったことから目を背けたい
謝罪することは、自分がやった罪を認め、相手に頭を下げる行為です。そのため、自分がやった罪から目を背けたいと思っている人は、自分が悪いことをしても謝罪しません。
謝罪しないだけでなく、ほかの人に罪を擦り付けるための言い訳や嘘をつくケースもあります。
3.自分は悪くないと思っている
相手が被害を訴えても、相手が言う行動や言動に身に覚えがないと感じる人もいます。自分の行動や言動を深く考えていないので、すぐ忘れるタイプの人です。
忘れたことを悪く言われても、腑に落ちないため素直に謝れません。謝ってもなぜ謝罪したのか理由を把握できていないので、同じようなことを繰り返す人もいます。
4.謝罪は負けと思っている
謝罪すると、負けを認めるのと同じ行為だと思っている人もいます。負けることをとにかく嫌う、負けず嫌いで闘争心の塊のような人は、相手に謝罪するのが困難ことがあります。
周囲の人から責められると意固地になって謝罪しない上、腹を立てて周囲の雰囲気がさらに悪くなることもあるので注意が必要です。
5.謝罪すると、バカにされると思っている
自分が悪いことをしたのに、自分の行動を相手に謝罪すると、相手からバカにされると思っていることもあります。プライドが高い人に見られやすく、極端な思考です。
ごめんなさいと素直に言えないときの解決方法
自分が悪い自覚があるけど素直に謝れないときは、以下のことを実践してみてください。
- 自己肯定感と自尊心を高める…「謝罪=過ちを犯した」と、自分の罪を大きくしすぎない
- 今謝罪しなければ、なにを失い今後どうなるか考える…プライドより大切なものを発見しやすい
- 謝罪して得られるものがあることを知る…周囲からの信頼など
謝罪を妨げる心理が働きやすい人は、上記のことを念頭に置くと素直に謝りやすくなります。
まとめ
謝罪できない人には、共通する特徴や心理がみられることが多いです。改善方法を見出し、周囲との関係を良好な状態に保ちましょう。