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【箱根駅伝】ランナーの目の前に『バイクカメラ』が”急接近”…選手自ら「どけっ!」と怒声の上げる場面も。
2日に実施された「箱根駅伝・往路」(大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)の区間内で、テレビカメラが力走するランナーに急接近し、選手自らが怒りの声を上げる場面がありました。
問題が起きた場面は、城西大の斎藤将也選手(3年生)が5区の山上りで力走しているときです。山道を力走している斎藤選手の前に、日本テレビのバイク中継カメラが出て選手をアップ気味に撮影していました。
バイクが斎藤選手に近づきすぎ、走っている斎藤選手自ら「どけっ!」と叫ぶようにバイクに怒声をあげ、道を開けるよう手で払うようなアクションをしたのです。斎藤選手の行動を受け、カメラは選手からすっと離れた位置に戻っていくという場面が見受けられました。
斎藤選手は力走の結果、区間3位の成績でシード権内の7位で往路を終えました。
このようなバイクカメラの行動に対し、SNSではカメラの行動や、過酷な状況を走りぬく選手に対してストレスをかけるような行動に対する疑問や批判の声が上がっています。
この記事に寄せられたネットの声
- 「報道関係者は、選手第一で取材して欲しい。 選手しかも大学生が怒鳴るってよほど邪魔になったんだと思う。」
- 「報道なのでなにもかも許されると言うおごりを感じました。 せめて電気のバイクにして、レンズも遠くがとらえられる高感度のものにしてほしいです。」
- 「走ってる選手が怒鳴るって事は相当邪魔だったんでしょう。」
- 「テレビで観ましたが、あれは有り得ない。 カメラマンも仕事かもしれないが、無礼で、非常識な行動だと選手に同情しました。」
- 「カメラにはズーム機能というのがあるの知らないのかな?昔のカメラじゃないんだから無理矢理接近しなくても表情は撮れるでしょうに。」
良い映像を撮ることだけに固執するのではなく、カメラの機能を駆使して選手の邪魔にならない撮影方法を実践するなどの工夫を凝らすことの方が重要ではないか、と思う人が多い出来事ではないかと感じました。