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犬の散歩、自転車に乗ってしているのは危険!
犬の散歩をするとき、大多数の人が犬と一緒に歩いて散歩をします。しかし、犬の散歩を自転車に乗ったまま行う人もおり、この行為は非常に危険!絶対にすべきではない理由をチェックし、今まで自転車で犬の散歩をしていた人は自分の行動を改めるきっかけにしてみてください。
『自転車に乗って犬の散歩』を絶対にしてはいけない4つの理由
自転車に乗った状態で犬の散歩をしてはいけない理由は、以下のものがあります。
1.犬が急に引っ張る・立ち止まる
自宅で飼育している犬が普段大人しくて優秀だからと言って、散歩に行っても終始絶対に優秀というわけではないのが実情です。犬はもともと狼の血を引いており、野生でも生活できます。体が大きい犬であれば、本来力も強いです。
小さな鳥など気を引くものがあると、犬が急にリードを引っ張り、自転車ごと転倒する恐れがあります。また、走っている最中ににおいを嗅ぐ、用を足す際は急に立ち止まることがあるので、自転車での散歩は非常に危険です。
2.リードが車輪などに絡まる
自転車に乗っていると、リードが車輪に絡まる恐れがあります。こういった事故は一瞬であり、リードが絡まることによって自転車の車輪に犬が急接近するため、場合によっては犬が死んでしまう恐れがあります。
3.犬同士の離合などで予期せぬ行動を犬が取ったとき、制御できない
自転車に乗っている場合、飼い主は自転車の操縦に集中し自転車の車体を支えねばならないので、犬の世話や制御がかなりおろそかな状態になりやすいです。そのため、犬同士の離合などで犬が急に引っ張るなどの予期せぬ行動を取った場合、制御できず相手にけがを負わせる可能性があります。
相手の犬が自分の犬よりも小さければ、致命傷を負わせることもあるでしょう。急に犬が襲い掛かってきて驚いた人が転倒し、転び方が悪かった場合骨折などのけがを負わせる可能性もあります。
4.通行人に犬がとびかかってけがをさせる
自転車で犬の散歩をしていると、犬が急に通行人に対して吠えたり噛むといった行動に出たとき制御できません。犬はかむ力が非常に強く、容赦なくかみついた場合、犬種によっては相手に縫い傷やこっせいなどを負わせてしまう恐れがあります。
自転車で犬の散歩をしたら起きる可能性があること
自転車で犬の散歩をすると、以下のことが起きる可能性があります。
- 警察に見つかる…道路交通法違反となり、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金
- 相手を巻き込んだ事故が起きた場合…けがの度合いなどによって大きく異なるものの、場合によっては賠償金が1000万円になることも
こんなことは起きないと決め込んでいると、本当にこのような事態が起こったとき取り返しがつきません。自分は大丈夫と思い込まず、犬の散歩は歩いて行う用意しましょう。
まとめ
犬の散歩を自転車ですることは、飼い主と犬双方にとって非常に大きなリスクがあります。歩くことを面倒がらず、徒歩で散歩するのがおすすめです。