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年末年始食べる機会が増えるカニ
年末年始になると、カニを食べる機会が増えますよね。鍋や茹でて食べるなどの方法がありますが、普段あまり食べることがないため、カニを年末年始に食べるという人は多いと思います。ここで気になるのが、スーパーで売られている”ズワイガニ”と”タラバガニ”の違いです。双方には、どのような特徴があるのでしょうか?
タラバガニとズワイガニ、それぞれの特徴まとめ
タラバガニとズワイガニの双方の特徴は、以下の通りです。
足の数と体の特徴、種類が異なる
タラバガニとズワイガニでは、足の数や体の大きさ、種類が異なります。
- タラバガニ…足が8本、足が太く甲羅にとげが多い。ヤドカリの仲間で平均寿命は30年
- ズワイガニ…足が10本、足が長くとげが少ない。カニの仲間で平均寿命は15年
カニの仲間は、足が10本あります。そのため、タラバガニはヤドカリの仲間とされているのです。ズワイガニもなんらかの原因で足が取れてしまうものがあり、そういったカニは「訳アリ品」として販売されます。
産地と旬が違う
タラバガニとズワイガニでは、産地と旬が異なります。
- タラバガニ…北海道で獲れやすいものの、海外産が多い。旬が2回あり、1回目は11月~翌年2月、2回目は4~6月。2回目の旬の方が獲れるため、年末年始は値段が高くなりやすい。
- ズワイガニ…鳥取、福島、北海道など日本の海域で獲れる。旬は11月~翌年3月。
タラバガニは日本の中でも北海道でしか獲れず、大半は海外産です。前述通り、年末年始は思うように獲れないことが多いので、値段が高くなりやすい傾向があります。ズワイガニは日本の全域で獲れ、特に鳥取や福島、北海道でのよく捕獲さてます。
味が異なる
タラバガニとズワイガニは、それぞれ味わいが異なります。
- タラバガニ…あっさりテイストで、ボリューム満点
- ズワイガニ…甘みと旨みがあり、カニ味噌も堪能できる
タラバガニは身に弾力があり、食べ応え十分!ポン酢などにつけて、身の味をしっかりと堪能できます。ズワイガニは刺身でも堪能でき、火を通すことで甘みがアップ!鍋などに向いており、幅広い場面で親しまれています。
タラバガニとズワイガニ、どっちの方が高級?
タラバガニとズワイガニでは、どちらが高級なのでしょうか?
- タラバガニ…20,000~40,000円ほど
- ズワイガニ…12,000~28,000円ほど
ズワイガニは日本でも獲れるため、タラバガニよりも安価であることが多いです。タラバガニは冬の期間中なかなか獲れないので、前述通り年末年始は値段が高め。4月から6月であれば少し値段が抑えられているので、その期間に購入して楽しむのもアリです。
まとめ
タラバガニとズワイガニは、年末年始に購入して楽しむ人が多いものです。それぞれの特徴を把握し、好みに合ったものを楽しみましょう。