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こたつを使い始める目安の気温
季節が進み、徐々に寒さを感じ始める時期になると、こたつをいつ出すか考え始めますよね。こたつを出す目安の気温は、最低気温が15℃を下回ったあたりがよいとされています。
しかし、昨今では日中との寒暖差があるため、出すタイミングを見計らっているという家庭も多いでしょう。体感温度や部屋に日光が入るかなどを考慮して、気温も参考にしつつこたつを出すタイミングを見計らってみてください。
地域ごとの使い始めの時期の目安
地域ごとにこたつを使い始める時期の目安は、以下のようになります。あくまでも目安なので、参考にしてみてください。
北海道
昨今北海道も気温が徐々に上昇していますが、日本国内のだと一番最初に寒くなり始める場所です。北海道は広いので場所によって差はあるものの、目安としては9月下旬から10月上旬にこたつを出し始める家庭が多くなります。
北海道はほぼ全域で雪が降るので、雪で冷え切った体を温める用途で使用する人もいるでしょう。その場合、雪が降る手前の時期でこたつを準備しておくのがおすすめです。
東北
東北も北海道同様に雪が降り積もる地域が非常に多く、冬の寒さは厳しいといえます。気温が下がり始めるのは北海道よりも遅いものの、10月上旬ごろからこたつを出す準備を進めておけば、急に気温が低下しても焦らずに済みますよ。
雪が降る地域、積もる地域など、地域によって雪の有無や積雪の度合いには差があります。しかし、寒さが厳しくなることが想定される地域なので、事前にこたつの準備をしておいて損はありません。
関東
関東の山間部などは寒さが厳しくなりやすいですが、山間部ではない場合そこまで急激に冷え込むことは少ないです。寒さが厳しくなる11月上旬ごろを目安に、こたつを出し始めておけば、急激に季節が進んで寒さが厳しくなっても対処できます。
関西
関東地方は、関西や東北地方に比べると比較的過ごしやすい期間が長く、寒さ厳しくなる時期も遅いことがあります。山間部では早めに冷え込むこともありますが、主に11月にこたつを出すよう心がけるとよいでしょう。
毎年冷え込むのが早い地域は、10月の下旬ごろにこたつの準備を始めるのもよいかもしれません。
九州
九州は比較的温暖な気候で知られていますが、山間部では積雪や凍結もあるので、そういった地域は11月上旬にこたつを出すのがよいでしょう。九州は場所によって寒暖差があるので、冬でも雪が降らず比較的温暖な気候が長く続く場合は、12月に入ってからこたつを出すこともあります。
こたつを使い始める前にしておくべきこと
こたつは、出してすぐ使ってよいものではありません。故障や火災を招かないためにも、以下の点に注意しましょう。
- こたつのヒーター部分のカバーを外し、蓄積しているほこりなどの汚れを除去する
- コードの不具合がないかを確認する
- コードと本体の接続部分に変形などがないか確かめる
- 電源を入れ、ヒーターが正常に稼働するか確認する
こたつは電気を使って熱を発する家電製品なので、正しい方法で使わないと火災を招く可能性があります。こたつ布団で隠れている場所からぼやが出ても気が付かないこともあるかもしれないので、掃除と試運転は欠かさないようにしましょう。
まとめ
冬活躍することつですが、いつ出すか悩むもの。まずは最低気温をこまめにチェックし、最高気温などとの兼ね合いをしてこたつを出すタイミングを見極めましょう。