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冷凍したご飯は約1ヵ月の冷凍保存が可能に!
ご飯を多めに炊いた時、冷凍して別の日のために保存しておこうと考える方は多いでしょう。炊いて保温されたご飯は24時間以内に食べ切ることが推奨されていますが、冷凍保存することで最長約1ヵ月長持ちするといわれています。
- ラップや保存容器で一食分ごとに包む
- 炊き立ての状態のご飯を包む(容器に入れる)
- 金属トレイなどを使い粗熱を取ってから冷凍する
以上のポイントを押さえて冷凍保存することで、解凍した時も美味しさを維持したまま食べることができますよ。
冷凍ご飯の『賞味期限』は約1週間
冷凍保存したご飯は、約1ヵ月長持ちさせることが可能です。しかし、これはあくまで「食べられる」期限の目安なので、美味しく食べるための賞味期限とは異なります。
冷凍ご飯を美味しく食べるための賞味期限は、冷凍保存してから約1週間が目安です。1週間が経過すると、徐々にご飯の品質が劣化していくため、解凍した時に旨味や食感が損なわれてしまいます。
冷凍したご飯に現れる「食べてはいけないサイン」とは
冷凍保存したご飯は腐りにくいとはいえ、時間経過とともに品質は劣化していきます。したがって、日数が経てば経つほど、また保存状たが悪ければ早めに傷んでしまうこともあるでしょう。ここでは冷凍したご飯の食べてはいけないサインを紹介します。
カビが生えている
冷凍保存したご飯を取り出した時、ご飯に灰色や緑色のカビが生えている場合は食べてはいけません。一部分であっても、カビが生えるほど劣化していることの証なので、カビが生えた冷凍ご飯は食べずに処分しましょう。
色が黄色っぽく変色している
冷凍保存しているご飯は、冷凍していても色は変わりません。しかし、時間経過とともに色が黄色っぽく変色する異変が現れた場合、ご飯が傷んでいたり腐りかけている可能性があります。
無理に食べてしまうと食中毒症状を引き起こし、腹痛や下痢、嘔吐などの消化器症状を招く恐れがあるので処分してください。
明らかに違和感のある臭いがする
冷凍ご飯を解凍した際、通常のご飯からは漂ってこない腐敗臭や生ゴミのような臭いを感じた場合は、明らかに異常です。
傷んでいるかどうかを確認する以前に「食べたくない」と食べる気が失せてしまう人が多いと思いますが、明らかに違和感を覚える臭いがする解凍したご飯も食べずに廃棄するべきでしょう。
解凍した時に糸を引いている
冷凍したご飯を解凍した際、ラップからご飯皿に移そうとした時、あるいはご飯を割ってみた時に糸を引くようなネバつきを感じることはありませんか。
「お米特有の粘り気かな」と勘違いする人もいますが、正常なお米は多少の弾力があっても糸を引くほどの粘り気を見せることはありません。
糸を引くほど粘り気を帯びている状態は、細菌が繁殖していたり腐っている可能性が非常に高いので、食べずに廃棄してください。
解凍するとひどく乾燥して崩れてしまう
冷凍したご飯を解凍した時、ひどくパサパサと乾燥していたり、原型を留めないほどポロポロと形が崩れてしまうご飯は、腐っているわけではありませんが、味や香り、食感がまったく変わってしまっているため、お米本来の美味しさを感じないでしょう。
したがって、美味しい白米を食べたい場合はひどく乾燥してしまったご飯を無理に食べず、新たにご飯を炊いて、炊き立ての状態で食べることをおすすめします。
1ヵ月以上が経過した冷凍ご飯は状態を確認して
いかがでしたか。ご飯は冷凍することで長持ちしますが、美味しさを維持できるのは約1週間です。1週間が経過すると、徐々に品質が劣化していき、傷んだり細菌が繁殖してしまう恐れもあります。冷凍保存から1ヵ月以上が経過した冷凍ご飯は状態を確認してから口にしましょう。