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各保育園のルールはトラブル防止のためにも必ず守って
これから子供を保育園に入園させるという時期は、親もさまざまな準備や不安、悩みが生まれます。保育園に馴染めるのか、方針は合っているのか、迷惑をかけはしないかなど、さまざまなことに不安を感じてしまいますよね。
まずは入園予定の保育園の説明書などを読み、必ず記載されているルールを守ってください。どんなに小さなルールであっても、それは子供の安全や健康を守る上で重要だったり、他の子供とのトラブル防止につながるなど、保育園側にも大きな理由があるからです。
また、ルールを守らずに登園する子供が1人でもいると、トラブルや予期せぬ事態に発展し、保育士さんの負担も増えます。保育園側と良好な関係を築くためにも、必ずルールは守りましょう。
保育園で子供に着せてはいけない『服』5選
各保育園ごとに着せていく服にルールが設けられています。安全面や他の子供とのトラブル防止の側面が大きいので、必ず守りましょう。ここでは、多くの保育園で禁止されている子供に着せて行ってはいけない服を紹介します。
1.フード付きの服
フードがついたパーカーやフーディなどは、遊具で遊んでいる最中に引っかかってしまい、窒息などの危険性があるため、NGにしている保育園が非常に多いです。また、他の子が興味本位で引っ張ってしまい、転倒や窒息のリスクもあります。
もしも保育園の服装規程に記載がなくても、フード付きの服は安全のため、着せないように気をつけましょう。
2.上下がつながっている服
上下がつながっている服は、着替えがしにくいだけでなく、おむつ替えや着替えが自力でできない年齢の子供の場合、保育士さんの負担が大きくなるため、禁止にしている保育園が多いです。
- ロンパース
- オーバーオール
- ワンピース
ワンピースも自力で着替える際に手間取ったり、行動が制限されてしまうので避けてください。上下が離れているTシャツ+ズボンなどの服装にしましょう。
3.膝丈より短いズボン
多くの保育園ではズ安全面や行動が制限されないという理由から、ズボンが推奨されています。しかし、膝丈より短いショートパンツやハーフパンツなどは、転倒した際に膝を擦りむいてしまう危険性があるためNGです。
また、まだハイハイ時期の子供の場合、ハイハイするたびに膝を痛めてしまうリスクが高まります。健康に成長してもらうためにも、膝下丈のズボンを選ぶようにしましょう。しかし、丈が長すぎると危険なので、長さを調節して履かせてください。
4.スカート
スカートは行動が制限されてしまうので、保育園では避けるべきとして禁止されているところが多いです。長さによっては転倒の危険性もあり、他の子供とのトラブルに発展する恐れもあります。
子供がのびのびと元気に遊び回れるよう、保育園に登園するときはスカートではなくズボンを履かせるようにしましょう。
5.自分で着脱しにくい服
保育園では、自分で着替えができる年齢になると、自分の力で着替えができるよう促してくれるところが大半です。そのため、自分で着脱しにくい服は避けてください。
- ボタンが多い服
- ピチッとしていてタイトな服
- デニム生地など固めの素材が使われている服
以上の服は、4〜6歳でも脱ぎ着しにくいと感じる子が多くいます。また、着替えに時間がかかり慌ててしまう子も多いので、自分で簡単に着替えができて達成感を覚えられるような服装を選んであげましょう。
保育園におすすめのコーディネートは?
保育園には、どのような服が適しているのでしょうか。
- シンプルで不要な装飾がついていない服
- 膝下まで丈のあるズボン
- 動きやすく本人が自分で着脱しやすい服
- 汗をかいても体温調節しやすい綿素材の服
- なるべくキャラクターものも避ける
以上のポイントに当てはまる服を選ぶと、保育園側にも負担をかけず、なおかつ子供が安全に、のびのびと元気いっぱい遊びまわることができます。
基本的にはシンプルなTシャツに丈の合った膝下丈のズボンが最適です。また、冬場にヒートテックを着せてしまうと、意外と熱がこもってしまい、体温調節しにくくなる恐れもあります。保育園によってルールが異なるので、悩んだときは気軽に相談してみましょう。
各保育園の服装ルールも必ずチェックして
保育園では、子供の安全を第一に考えたルールが設けられています。これから入園する方は、まず各保育園のルールを細かくチェックし、必ず守るようにしてください。