ベビーカーで事故に遭いやすい『5つの場所』 絶対に注意すべきこととは?

赤ちゃんがいるご家庭では、移動時にベビーカーは必需品と言っても過言ではありません。しかし、ベビーカーで移動するとき、場所によっては危険な事態に陥ることも。今回はベビーカーで事故に遭いやすい場所や注意すべきことを紹介します。

ベビーカーで移動するときは段差や傾斜、人混みに注意!

赤ちゃんのいるご家庭では、お出かけするときにベビーカーは欠かせません。しかし、赤ちゃんを乗せて移動する乗り物なので、安全面には十分注意して扱うことが大前提です。

ベビーカーの使い方はもちろん、ベビーカーで移動するときは赤ちゃんが転落したり手を挟んだり、なるべく強いストレスを感じないような道を選んであげることも安全のためには重要です。

ベビーカーで事故に遭いやすい『5つの場所』

赤ちゃんが転落したりベビーカーが勝手に動いてしまったりとベビーカーに関するトラブルは多数報告されています。ここではベビーカーで事故に遭いやすい場所を紹介するので、ベビーカーで移動するときはより細心の注意を払いましょう。

1.横断歩道の信号待ちをする場所

横断歩道の信号待ちをする場所には、段差があることが多いです。また、道路に向かって緩やかな傾斜になっている場所も多く、ベビーカーからうっかり手を離していたら道路へと勝手に下って行ってしまった…という恐ろしい話も報告されています。

横断歩道の信号待ちをする場所で停車しているときは、絶対にハンドルから手を離さないようにし、安全のために必ずタイヤのロックをかけておきましょう。

また、横断歩道を渡るとき、また横断歩道を渡り切ったとき、タイヤが段差に引っかからないよう注意してください。

2.坂道

坂道もベビーカーの事故が多発しやすい場所です。下り坂の場合、ベビーカーに荷物を収納しすぎたために速度が上がり、転がり落ちてしまうなどの危険性が考えられます。

また、上り坂でもベビーカーのハンドル部分に荷物をかけていたら、後ろへと重心が傾いてしまい、ハンドル操作を誤って転倒してしまうといった報告事例も。坂道は荷物の扱いにも注意してください。

3.低い段差がある場所

先ほどの横断歩道も同様ですが、低い段差のある場所ではベビーカーのタイヤが引っかかり、前のめりに転倒してしまう事故が発生しやすいです。

低い段差は街中の至る場所にあるので、あらかじめいつも使うルートのどこに段差があるのか、簡易的に事前チェックしておくと安心です。

段差を越えるときは、無理やり乗り越えようとするのではなく、軽く前輪を上げて衝撃を受けないように越えましょう。

4.エスカレーター

基本的にエスカレーターにベビーカーで乗車する行為は禁止されているところが多いです。なぜならば、エスカレーターは階段状になっているので、乗っている間、ベビーカーが傾き危険だからです。

また、乗り降りする際にタイヤが引っかかってしまい、事故に遭う危険性もあります。ベビーカーに乗っている赤ちゃんだけでなく、ベビーカーを押している親や周囲の人も巻き込んでしまう恐れがあるので、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターに乗る行為はやめましょう。

5.混雑した公共の場所

混雑している公共の場所では、ベビーカーに多くの人がぶつかってしまい、転倒や赤ちゃんの怪我などのリスクが懸念されます。

特に公共交通機関にベビーカーで乗り入れる際は注意が必要です。利用する人たちは急いでいることも多いため、赤ちゃんの乗っているベビーカーに衝撃を加えてしまうことも珍しくありません。

なるべく混雑している時間帯を避けたり、時間に余裕を持って行動して混雑する場所を回避しながら目的地に向かうなど、赤ちゃんへのリスクを避けるための行動を心がけてください。

ベビーカーを使って移動するときに絶対注意すべきこと

ベビーカーを使って移動するときは、通る道だけでなく以下の点にも注意が必要です。

  • 出発する前にベビーカーに不具合がないか確認する
  • 必ずシートベルトを着用させる
  • 荷物を正しい収納場所以外に掛けないよう注意する
  • 天候や路面の状況を見て通る道を変える

赤ちゃんをベビーカーに乗せているだけでシートベルトを着用していないと、隙間から落下してしまったり、衝撃が加わった時に転落してしまう危険性があります。

また、荷物を許容量以上に収納したり、ハンドル部分にかけすぎたりしていると、ベビーカーのバランスが悪くなり、転倒してしまう恐れがあるのでやめましょう。

ベビーカーを利用するときは安全な道を選んで移動しよう

ベビーカーを利用するときは、なるべく転倒や落下などのリスクのない安全な道を選んで移動するようにしましょう。また、余裕を持って行動することで、混雑しやすい時間帯や道を回避することもできます。赤ちゃんの安全を考えた行動を心がけてください。

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