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混雑しやすい時間帯とは
電車を利用して通勤や通学していると、どうしても混雑する時間と重なってしまい、非常に苦労する人は多いです。ラッシュタイムは朝7時半~9時の間で、この時間帯はどの路線もある程度の混雑を覚悟しておかねばなりません。
『混雑する路線』ランキングトップ3
電車の混雑具合は、時間だけでなく路線によっても多少差があります。どの路線が混みやすいかを把握し、時差出勤などを行うときの参考にしてみてください。
3位.JR埼京線
通勤や通学のため利用する人が多いJR埼京線は、特に板橋から池袋駅の間で混雑することが非常に多いです。
- 通勤通学での利用客が非常に多い
- 歓楽街もあるため、さまざまな目的で利用する人が多い
特に板橋から池袋駅の間の混雑率は、149%と非常に高い数字が出ています。通勤通学の時間帯と歓楽街へ行く人が同じ時間帯の電車を利用すると、さらなる混雑が考えられます。
2位.西日本鉄道貝塚線
東京ではない路線で驚いたという人もいるかもしれませんが、福岡の路線も非常に混雑します。
- 当初の想定を大幅に超える需要が発生しているため
- 周辺人口が増加したものの、2両編成のみで運行しているため
貝塚線は、過去混雑率154%を記録しています。観光名所ではないのにどうしてと思うかもしれませんが、駅周辺の人口が増えれば電車を利用する人も自然と増加するため、特別観光地として発展していなくても乗車率や混雑率が増加したと考えられます。
混雑することで非常に有名な路線で、福岡市の郊外にあり短い路線であるものの、全国トップクラスの混雑ぶりです。解消の方向に向かう具体案など現在のところ実装されていないため、混雑はすぐに解消されない可能性が非常に高いといえます。
1位.日暮里・舎人ライナー
コロナがまん延した時期は混雑率が低くなる路線が多かった一方で、舎人ライナーは思いのほか混雑率が下がらないままでした。リモートワークが解除となり学校も再開したため、混雑がさらに加速し、近年では舎人ライナーが最も混雑する路線とされています。
- 元々の運送力が小さい
- 増発や車両増結はあるものの困難であり、利用者数に間に合っていない
過去乗車率189%を記録しているものの、思うように解消できる手段がなく利用者数も増加傾向なので、非常に混雑する路線です。コロナがまん延していた時期でも混雑していたため、現在は以前にもまして混雑しています。
満員電車になりやすい理由
満員電車になりやすい理由は、以下のものがあります。
- 通勤や通学の時間が、どこも似ているため
- 「リモートワーク=楽」と捉える人が少なくなく、無理にでも出勤することに意味があるとしている人がいるため
- 満員電車に乗って苦労することで、一定の充実感や達成感に似た感覚を得ている
リモートワークが可能であれば、通勤の手間が省けるので非常に楽だと感じる人は多いです。その反面、仕事で楽をすることが悪であるという考え方をする人もいるため、リモートワーク可能であっても満員電車に乗って通勤しているという人もいます。
まとめ
混雑しやすい路線を利用する人は、通勤などの時間帯を見直し、混まない時間に電車を利用するのがおすすめです。会社などに掛け合い、通勤通学のストレスを少しでも軽減しましょう。