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実は周囲から白い目で見られている『親バカ』の特徴
子育てをしていると、周囲に迷惑をかけていないか、我が子が周りの子と上手くやれているかなど、さまざまな面で不安を感じることがありますよね。
周りに配慮しながら子供と向き合っている親御さんが大半ですが、中には周囲を全く気にも留めず、我が子や自分のことしか考えていない迷惑な親がいることも事実です。
周囲から白い目で見られている『親バカ』な人は、周囲が迷惑がっていたり周囲に負担をかけていても配慮しようと努力もせず、「仕方がない」「自分は悪くない」と横暴な態度や行動で周囲をさらに振り回してしまいます。
周りに迷惑をかけている『超親バカ行為』5選
周囲から迷惑がられている『超親バカ』な人は、具体的にどのような迷惑行為を働いているのでしょうか。自覚なく迷惑をかけていないかチェックしてみましょう。
1.子供が騒いでいるのに注意しない
自分の子供が公共の場などで騒いでいるのに、注意すらせずにスマホをいじってばかり……という親は、周囲から「自分のことしか考えていないな」と白い目で見られてしまいます。
赤ちゃんの場合は、いつどのタイミングで泣き出すかわからないということもあり、周囲の人も「赤ちゃんだから仕方ない」「赤ちゃんは泣くのが仕事」と理解を示してくれるでしょう。
しかし、ある程度の年齢の子であれば、親に注意されることで改善を試みようとするものです。それにもかかわらず親が注意すらせずに騒いでいる子供を放置しているのは、親としての自覚が足りていないと言わざるを得ません。
2.子供同士の喧嘩で我が子の言い分だけを鵜呑みにする
子供同士が喧嘩をしてしまうことは多々あることです。喧嘩自体はお互いの仲を深めたりコミュニケーション方法を学ぶ機会として悪いことではありませんが、そこに親が介入しすぎるとややこしいトラブルに発展することも。
子供同士の喧嘩に過干渉に首を突っ込む親も迷惑だと周りから要注意人物扱いされてしまいますが、子供同士の喧嘩で我が子の言い分だけを鵜呑みにし、相手の子供を怒鳴りつける親はもっと厄介です。
喧嘩には何かしら原因があるものです。必ずしも一方が100%悪い喧嘩というのは滅多にないので、我が子だけでなく相手の子供の言い分も聞き、両者ができる限り納得できるよう間に入るのが正しい介入方法です。
3.過干渉に学校行事についていこうとする
昔から我が子が可愛いあまり「自分以外は我が子を任せられない」という心理から、過干渉に学校行事に首を突っ込んでしまう親が一定数存在します。
「我が子と離れるのは心配だから」と校外学習や卒業旅行などについて行こうとする親は、周囲の親御さんたちや学校側にとって非常に迷惑で厄介な存在です。
学校行事は子供たちが家族以外の集団の中で過ごすことを学ぶ機会でもあります。そこに親が「心配だから」と過干渉に介入する行為は、学校側としても非常にやりづらく、余計な時間も割かなければいけないため、大きな迷惑行為として白い目で見られてしまうでしょう。
4.学校側や周囲を自分の子供に合わせようとする
自分の子供が周りの子についていけないから、自分の子供が怪我をしてはいけないからと、学校側や周囲を自分の子供(家族)のペースや価値観に合わせようとする親がいます。
幼稚園や学校という集団生活では、皆が同じ能力値やペースで取り組めるものではありません。それぞれ得意不得意があり、その中でも皆に歩幅を合わせながら個性を見つけていくものです。
しかし、親がこのような子供が成長する機会を邪魔してしまい、なおかつ学校や周囲に負担をかける行為は非常に迷惑です。子供の集団生活の中での人間関係にも悪影響を与えてしまうので、絶対にやめるべきです。
5.自分の子供の話ばかりする
自分の子供の可愛いエピソードや面白かったエピソードは、ママ友や友人、同僚などに聞いてほしいと思う方もいるでしょう。1つ2つであれば楽しく聞ける話も、ずっと他人の子供の話ばかりを聞かされる状況にはうんざりする人も多いです。
また、我が子の写真をSNSで送りつけたり会うたびに大量の写真を見せつけてきたりする人にも「実は迷惑に感じている」「毎回どのように反応すればいいのかわからず困る」といった声が聞こえてきます。
我が子の話や写真を共有したい気持ちはわかりますが、相手が不快に感じたり負担に思ったりしない範囲で聞いてもらいましょう。
子供を守りながら周囲と良好な関係を築くためのポイント
我が子のことになると心配になってしまうという親御さんも多くいると思いますが、周囲への迷惑にならないよう配慮することも忘れてはいけません。
子供を守りながら周囲と良好な関係を保つためには、以下のポイントを押さえておくと安心です。
- 家庭内で子供との対話を増やして子供のSOSに気付きやすい環境を整えておく
- 周囲に明らかに迷惑になる行為は子供が理解できるように注意する
- 喧嘩などのトラブル時は我が子の話を聞きながら相手の話にも耳を傾ける
- 不安がある場合は学校側の負担にならない程度に伝えておく
- 自分本位な会話や行動になっていないか定期的に自分を振り返る
周囲に配慮することも大切ですが、我が子に寄り添うことも重要です。このバランスを保ちながら、過干渉になりすぎず、いざという時は自分の子供が親に心置きなく頼れるような環境を整えておきましょう。
親が周囲に迷惑をかけないよう配慮しつつ我が子を見守って
いかがでしたか。我が子のことを思うことは良いことです。しかし、自分の子供を優先しすぎるあまり周囲に迷惑をかける行為は、回り回って自分の子供の負担になってしまう恐れもあります。親は周囲に迷惑をかけないよう配慮しつつ、我が子を適切な距離感で見守りましょう。