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たばこのポイ捨てをするリスク
たばこのポイ捨ては、以下のようなことが起きる原因につながります。
- ペットの誤飲
- 環境汚染
- 火事やぼやの発生など
ちょっとした行動と思ってしまうかもしれませんが、思わぬ事故を招くことが多々あります。
また、たばこのポイ捨ては廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第16条に違反する行為です。5年以下の懲役または、1,000万円以下の罰金という非常に重い罪を背負うことになるハイリスクな行為といえます。
『たばこをポイ捨てする人』の心理4選
たばこをポイ捨てする人の心理は、以下のものがあります。
1.もう不要なものだから・使い終わって用がないものになったから
自分にとって不用意なったもの、既に使い終わったものは、持っていても仕方がないと思っている人は、自分で吸ったたばこの吸い殻をポイ捨てしがちです。このタイプの人は、たばこだけでなく食べ物の袋なども何食わぬ顔をして捨てることが多い傾向があります。
不要になっているものを所持しても意味がなく、ゴミ箱を探すのも手間なので、その辺に捨てるのです。誰が捨てたかわからないなら、自分が捨てても問題ないと思っていることもあります。
2.ほかにもゴミは落ちているため
ポイ捨てしているゴミは、残念ながら一つや二つではありません。場所にもよりますが、街中や治安が不安定な場所になると、道路わきなどにごみが捨てられていることが多々あります。そのため、自分がゴミを捨てても他の人も捨てているから問題ないと思い、ポイ捨てする人もいます。
3.自分がよければそれでいいと思っている
吸った後のたばこは、灰皿がないと処理できません。吸い殻には火がついているため、ポケットやカバンなどに入れるわけにもいかないのが実情です。そのため、吸い終わった吸い殻はポイ捨てして、自分の手元にはゴミが残らなければそれでいいと思っている人もいます。
自分の手元にゴミが残らなければそれでいい、自分の手が汚れず、持ち物が軽くなればそれでいいと思うタイプなので、周囲の人に迷惑をかけていても特に気にしません。
4.自分の強さを周囲に誇張したい
ポイ捨てする人の中には、自分の強さを誇張したいがためにポイ捨て行為を行う人もいます。
- ポイ捨てをする自分は、悪いことに手を染めていてかっこいいと思っている
- いけない行為に手を染めることによって、周囲の人が自分に対して恐怖心を抱き、特別視すると思っている
このような人は、自分よりも強そうな人や怖そうな人、権力を持っている人の前では大人しいです。ポイ捨てもせず、挨拶などもします。人を見て態度を変えているので、自然と周囲の人は嫌煙し、距離が開きやすくなるのです。
周囲とできた溝さえ、「自分を周囲の人間が恐れている」「一目置かれる存在になった」と勘違いしてしまうことも、少なくありません。
たばこのポイ捨てを辞める方法
たばこのポイ捨て行為をやめる方法は、以下のものがあります。
- 現在ポイ捨てしている人…ポケット灰皿を持ち歩き、意識して使用し習慣化する
- 他者のポイ捨て行為を辞めさせたい人…単独でポイ捨てしている人には冷静に声をかけ、集団でポイ捨てをしている場合は巡回中の警察官などに相談する
集団に対して一人で声掛けをすると、相手の気持ちが大きくなっていて人でもあるので派手な行動に出る可能性があります。いざこざを起こさないためにも、警察などに相談するのが無難です。
まとめ
たばこのポイ捨てを行う人は、他者に迷惑をかけているという感覚を察知できない人である可能性があります。関わり方を考え、注意の方法をいくつか把握しておきましょう。