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車の走行中にガソリンが無くなるとどうなる?
車を運転している最中、時々ガソリンメーターを確認するとガソリンが思った以上に減っていることはありませんか。「もう少しでガソリンが無くなってしまう」という状況に焦ってしまいますよね。
もしも車が走行中、ガソリンが無くなってしまった場合、当然ながら車は走行不可能となり、停車してしまいます。道路の真ん中などで完全に走行できなくなってしまうと、事故を招きかねません。
また、ガス欠を何度も繰り返してしまうと、車に負担をかけてしまいます。最悪の場合、故障して高額な修理費用が必要になる恐れもあるので注意しましょう。
ガソリンが無くなりそうな前兆は?
以下のようなサインが現れたら、ガソリンが無くなる前兆かもしれません。
- ガソリンメーターがEに近づく
- スピードが出なくなる
- マフラーが異音を出す
- 車が縦に小刻みに揺れる
基本的にはガソリンメーターを確認すれば、残りのガソリン量を把握できます。必ず運転中も時々メーターを確認し、ガソリンが完全に無くなる前に給油しましょう。
車で走行中にガソリンが無くなった場合の対処法4つ
車で走行中、ガソリンが無くなってしまった場合はどのように対処すべきなのでしょうか。落ち着いて正しい方法で対応しましょう。
1.ハザードランプを点灯させる
ガソリンが無くなりそうだと感じたら、まずはハザードランプをつけましょう。ハザードランプをつけることで、周囲に「何かトラブルが起きた」「停車する」という意思を伝えることができるので、事故リスクを下げることができます。
2.できる限り安全な場所に移動させる
ハザードランプを点灯させながら、完全にガソリンがなくなる前にできる限り安全な場所に移動させましょう。道路の端や非常駐車帯などに向かってください。
もしも道路の端へと移動する前に停まってしまった場合は、ギアをニュートラルにした状態で自力で車体を押し、少しでも端に寄せられるように努めましょう。
3.三角板や発煙筒で周囲に知らせる
安全な場所に移動できたら、三角板を車の後方に置いたり発煙筒を使ったりして注意喚起を促します。
高速道路上でガソリンが無くなってしまった場合、車外に出ると後続車に撥ねられてしまうリスクが懸念されます。一般道路よりも周囲に注意して対処してください。
4.必要なサービスに連絡を入れる
安全な場所に移動し、三角板や発煙筒を使った後は、自らも安全な場所へ移動して必要なサービス会社に連絡してください。
- 保険会社
- ロードサービス
- 最寄りの整備工場
契約している保険内容にガソリンが無くなった時に、ガソリンを運んできてくれるサービスが付与されてる場合は、保険会社に連絡を入れましょう。
そうでない場合は、ロードサービスに連絡すると対応してくれます。最寄りの整備工場やガソリンスタンドに連絡を入れてお願いすると対応してもらえることもあるので、こちらも検討してみましょう。
走行中にガス欠にならないために日頃から注意すべきこと
車の走行中にガソリンが無くなってしまうと、非常事態に焦ってしまいます。このような事態に陥らないためにも、あらためて日頃からガス欠にならないように注意を払いましょう。
- ガソリンメーターを確認して残りが少なくなったら給油する
- なるべく一定の速度で走行する
- 不必要にエアコンを稼働させない
車のガソリンは加速したり減速したりを繰り返していると、ガソリンを必要以上に使ってしまいます。給油のタイミングが早めにきてしまうので、なるべく一定の速度を意識して運転しましょう。
また、車のエアコンはコンプレッサーを稼働させて使用するため、継続使用するためにはガソリンが必要です。不必要にエアコンを稼働させていると、ガソリンの減りが速くなってしまうので、必要のない時はエアコンを切っておきましょう。
走行中にガソリンが無くなったら安全確保を優先して
走行中にガソリンが無くなった時は、まず安全を確保することを優先しましょう。ハザードランプを点灯させながら、なるべく路肩や非常駐車帯などに寄せて、安全な場所に移動できたら三角板や発煙筒で周囲に注意を促してください。