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火葬場でしてはいけないこととは
火葬場でしてはいけないことをすると、不謹慎な人という印象を持たれる可能性が高いです。そうならないためにも、火葬場ではやってはいけないタブーを知っておきましょう。火葬場は生きていると必ず出向くことがある場所なので、最低限のマナーを身につけておいて損はありません。
火葬場でしてはいけない5つのタブー
火葬場ですべきではないタブーとは、以下のものがあります。
1.勝手に火葬場についていく
勝手に火葬場についていくのは、タブーです。故人に強い思い入れやつながりがあったとしても、遺族が同行を認めなければ同行できません。
- 故人の血縁者・親族
- 喪主から同行を頼まれた、故人の友人や知人
- 故人が生前同行を頼んだ友人や知人
葬儀やお通夜とは異なり、火葬場には誰でも同行できるわけではないのです。
2.火葬場に向かう際、先頭にある車にすぐに乗りこむ
火葬場に向かうとき、車で移動しますよね。移動時に乗車する車は、だれがどの車に乗るのか、どういった順番で車に乗り込み火葬場に向かうのかが決められています。いち早く好きな車に乗ってしまうのは、マナー違反!
3.火葬場で記念撮影をする
昨今はスマホを使ってどこでも気軽に記念撮影ができる世の中になりましたが、火葬場で故人との最後の記念撮影を行うのは禁止されています。係員がいない隙に写真を撮るなどの行動も禁止なので、写真撮影は火葬場に向かう前に済ませておきましょう。
4.騒いだり走ったりする
火葬場は、自分たちの家族や親族のみが利用する場所ではありません。他の家族も利用するため、お酒を飲んで泥酔して大騒ぎしたり、子どもが火葬場内でかくれんぼやかけっこをしてしまうのはマナー違反です。子どもが幼くても静かに過ごせるよう工夫し、飲酒などは避けましょう。
5.火葬するときに入れてはいけないものを入れる
火葬するときに故人とともに入れてはいけないものは、以下のものがあります。
- 燃えないもの…メガネ・瓶や缶・指輪・ガラス製品・腕時計など
- 皮やビニール製品…洋服・靴など
- お金
- 水分が多いもの…メロンやスイカなど
- 厚い書籍
故人とのつながりが強かったものであっても、火葬時に不適切とされているものを一緒に火葬してしまうのはNGです。
火葬場で守るべきマナー
火葬場で守るべきマナーとは、以下のものがあります。
- 火葬場に向かう車は、指定された車に乗車する…第一号車は僧侶や遺影を持った人・第二号車は故人と関係が深い血縁者など
- 火葬場では騒がない走らない
- 火葬時に入れてはいけないものは入れない
- 同行を許された人だけ火葬場に向かう
- 火葬場での写真撮影は行わないなど
火葬場で禁止されていることだけでなく、外部の施設を利用するときにすべきではない行動を行ってしまうのはよくありません。自分が行おうとしている行動が常識の範疇にあるかを振り返り、行動や言動に問題がないかを考えて実行するかを見極めましょう。
まとめ
火葬場ですべきではないバッドマナーは、いろいろなものがあります。誰でも同行できる場所ではないことを把握し、マナーを守って火葬場を利用し、故人との最後のお別れに臨んでください。