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自分を棚上げする人とのやり取り、疲れますよね
自分のことは棚に上げて、周囲の人にあれこれ言う人が近くにいると、疲れてしまいますよね。話もなかなか通じないような人が多いため、どう接するべきか悩んでいるという人もいるでしょう。まずは、自分のことを棚に上げる人の特徴や心理を確認してみましょう。
『自分のことを棚に上げる人』の特徴や心理4選
自分のことを棚に上げる人に見られやすい特徴や心理は、以下のものがあります。
1.自分に甘く、他人に厳しい
自分のことを棚に上げる人は、自分のミスには寛大です。自分がしたミスであれば、「仕方ない」「誰にでもミスはある」と捉えて反省は振り返りをしないので、何度も同じミスをします。
しかし、他人のミスには非常に厳しい対応します。「こんな簡単なこともできないの」「何回同じミスしてるの」など、自分は同じミスをしたときとは比べられないような怒り方をすることも少なくありません。
2.人のミスを大きくとらえ、指摘する
後輩や同僚、おとなしい先輩のミスを発見すると、小さなミスであっても非常に重大なミスをしてしまったかのように大騒ぎするのも、自分のことを棚に上げる人に見られやすい特徴です。
相手のことを落としてミスを指摘し、自分で自分の機嫌を取るタイプの人に見られやすい行動で、相手を見下すことで自尊心を保っています。
3.自分のことが大好きで、他人に対しての興味が薄い
自分のことを棚に上げる人は、基本的に自分のことにしか興味がないくらい、自分が大好きです。それと同時に、他人に対しての興味が薄く、相手の気持ちを考えないことも多い傾向があります。
- 自分がいかに輝くかだけを考えているので、自分のミスは他人に擦り付けがち
- ミスの指摘を許さない…自分に不利なことが起きることそのものを許さず、自分に原因があっても認めない
- 相手を待たせることに対して罪悪感はないが、自分が待つのは許さない
- 相手のことを考えないので、自分は言われて不快なことを平気な顔をして他人に言う
他人に対しての関心が薄いので、周囲の人を平気で切り離したり踏み台にしがちです。
4.プライドが高く、常に上から目線
プライドが高く、常に上から目線の人も、自分のことを棚上げしがちです。
- 自分が知っていることは、全部常識だと思い込む
- 相手のできていないところ、ウィークポイントを見つけるのが大好き
相手が自分の指摘によって困ったり、ときには泣いてしまうことがあっても、泣く相手が悪いと自分の言葉を振り返ることはありません。自分にこんなことを言わせる相手が悪いと、ストレス発散の理由を相手の行動に無理やり擦り付けるような思考を巡らせる人もいます。
自分のことを棚に上げる人とまともに会話するためにすべき対処法
自分のことを棚に上げる人とまともに会話をする方法は、以下のものがあります。
- 上司や周囲の人に相談し、相手への対策を練る
- あまりにも態度が悪く、誰にでも高圧的な態度を取る場合は、上司に相談して話をしてもらう
無理に正面から向き合うと、相手からの心無い言葉で心が傷ついてしまう恐れがあります。それを避けるためにも、周囲の力を借りて対処するのが一番です。
まとめ
自分のことを棚に上げる人と接する機会が多いと、心身共に疲弊する可能性があります。それを避けるためにも、周囲の人の助けなどを借りつつ話し合いなどを進めていきましょう。