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9月はハチが最も活発で凶暴化しやすい時期
ハチは1年の中で6月〜10月に行動が活発化しやすいと言われています。中でも9月は徐々に餌となる虫が減少していくため、ハチも生命維持しようと殺気立つ傾向にあります。
そのため、1年の中でも9月にハチに襲われたという被害報告が最も多く、特に注意が必要な時期に入るので気をつけましょう。
『ハチに襲われやすい人』の特徴5選
なぜかハチに襲われる頻度が高い人がいます。ハチの警戒心を煽り襲われやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。
1.警戒心を強める『黒』を多く身につけている
ハチは黒を見に纏っている人に対して攻撃的な行動をとりがちです。一説によると、理由は熊と勘違いしているからではないかと言われています。
そのため、7〜10月に黒い服を着ていたり黒い日傘を使っている人は、ハチの警戒心を煽りやすく、追いかけられたり襲われる危険性が高くなります。
夏場は気温も高く、黒い服は熱を吸収してしまうため、なるべく黒は避けて薄い色の服装を選ぶことをお勧めします。
2.動きが大きい
身振りが大きい人や落ち着きのない行動をとる人は、ハチが動きに反応して本能的に襲い掛かってしまいます。
また、ハチに追いかけられたときに腕を大きく動かして振り払おうとする行為はNGです。余計にハチの攻撃性を煽ってしまうため、襲われやすくなります。
また、ヒラヒラとした動きのある服装も狙われやすくなるので注意しましょう。
3.香水や整髪料の香りが強い
ハチは人工的な匂いにも警戒心が強く働くため、香水や整髪料が強く香っている人もハチにターゲットにされやすい傾向にあります。
特に夏場は香り付きの制汗剤を使う人も多くいますが、香り付きのものはハチをはじめとした虫全般を寄せ付けてしまうので、なるべく無香料のものを選びましょう。
4.汗を大量にかきやすい
実は汗っかきな人もハチに狙われやすいと研究で判明しています。これは汗に混ざっている人間の体臭をハチが嗅ぎ分け、警戒心を強めてしまうからです。
したがって、他に人よりも汗を大量にかきやすい人は、こまめに拭き取ったり無香料の制汗剤などを活用して、なるべく汗の匂いを撒き散らさないように注意しましょう。
5.大きな声で話している
ハチは大きな音にも敏感に反応し、巣が狙われないように警戒心を強めます。そのため、大きな声で話したり、ハチを見つけたからと大声をあげたりしてしまうと、途端に近づいてくるリスクが高まるのです。
特に小さなお子様などはハチを見つけて「きゃー！」と大声をあげながら背を向けて走り出してしまう傾向があります。この一連の行動は、すべてハチの警戒心や本能を刺激してしまうため、絶対にやめましょう。
ハチに襲われないために意識して取り入れたい対策
ハチに襲われないように事前に対策したいという方は、ぜひ以下のポイントを押さえて外出しましょう。
- 汗はこまめに拭き取る
- 香水や整髪料はなるべく控えめに
- ハチが出現しやすい場所は静かに落ち着いて通り抜ける
- 黒を避けて薄いカラーの服を選ぶ
ハチを見つけたら、大声を出さず、静かにゆっくりと距離をとりつつ通り抜けましょう。当然ながら、ハチを見つけたからといって手で振り払おうとしたり、日傘を振り回して攻撃しようとする行為は厳禁です。
また、事前にハチが出現しやすい場所がわかっているならば、その場所を避けて目的地へ向かうルートを選んでください。
ハチに関する知識を把握して正しく対処しよう
いかがでしたか。9月はハチが特に凶暴化しやすい時期なので、毎年多くの被害が報告されています。毎年「なぜかハチに狙われやすい」と不安に思っている方はもちろん、小さなお子様がいる方も今回紹介した知識を参考に、ハチに狙われないように対策を準備しておきましょう。
