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子供を乗せた自転車は、注意しなければならないことがたくさんある
自分一人が自転車に乗って移動するのであれば、自分の身の危険と周囲に迷惑をかけない走行を心がければよいので、そこまで難易度は高くありません。しかし、自転車に子供を乗せているとなると、話は別です。子供を自転車に乗せることによって、ぐらつきやすく転倒リスクが上がります。
自転車に子供を乗せている時にしてはいけないNG行為5選
自転車に子どもを乗せているときにすべきではない行動は、以下のものがあります。
1.ノーヘルメットで子供を自転車に乗せる
自転車に乗るときはヘルメットをかぶるのが、改正道路交通法の内容により努力義務となりました。努力義務だからかぶらなくてよいというわけではなく、安全面も考慮すると基本はかぶるという認識を持っておいた方が間違いありません。
不慮の事故が起きたとき、ヘルメットをかぶっていたから助かった命と助からなかった命があることは事実であり、ヘルメットをかぶるだけで命を守れる可能性はかなり上がります。
2.シートベルトがしっかり閉まっているかの確認をしない
子供用の自転車の座席には、乗車した子供の身の安全を守るためのシートベルトがあります。シートベルトの締め付けを子供が嫌がるからといって、以下のような状態のまま自転車で走行するのは危険です。
- シートベルトが安全な状態かを確認しない
- シートベルトそのものがぶかぶかで、締まっていない状態になっている
万が一事故に遭ったり、急ブレーキや自転車の翁ぐらつきなどが起きた場合、子どもが投げ出されてしまいけがを負う恐れがあります。
3.ながら運転をする
子供を乗せていなくても非常に危険な、ながら運転。以下のような運転は、絶対に避けるべきです。
- スマホ操作によるながら運転
- 傘を差しながらの運転
スマホ操作は非常に危険です。視野が狭まるだけでなく、スマホに集中するため衆院状況が認識できないまま走行することになります。
4.車道に飛び出る
子供を自転車に乗せているから、車道に多少飛び出ても車がよけてくれるだろうという運転をするのは、非常に危険です。車に乗っている人によっては、自転車に対して幅寄せしたり罵声を浴びせることがあります。自転車に向けてゴミをポイ捨てする人も、中にはいます。
5.蛇行運転やでこぼこの道をあえて走行する
自転車での蛇行運転やでこぼこ道の走行は、転倒の可能性を高めます。大人一人で自転車に乗っているときであっても走行が不安定になるため、子供を乗せているとなると重心が定まりにくくなるので転倒リスクが上がるばかりです。
自転車に子供を乗せているときに注すべき点
自転車に子どもを乗せるときに注意しなければならない点は、以下のものがあります。
- 子供を乗せている、命を預かているという認識を強く持つ
- 転倒リスクが上がる、運転の難易度が高くなることを知っておく
- 子供が酔わないよう、優しい運転を心がける
- ながら運転やわき見運転は絶対に避ける
- 子供を乗せる前にタイヤの空気圧などをチェックし、自転車本体に不備がないかを確認する
子供を自転車に乗せるということは、子どもの命を預かる行為です。転倒リスクなどを考慮し、無理のない運転を心がけましょう。
まとめ
子供を自転車に乗せる場合、複数のリスクが発生することを把握しておきましょう。子供を乗せて安心安全に自転車を走行するよう、心がけてください。