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結婚指輪を外すのは、離婚のときだけではない
結婚指輪を外すときといえば、相手に愛想が尽きたときや離婚したときと考えがちです。しかし、そうではありません。結婚指輪を外すタイミングは、思いのほか幅広くあります。どのようなタイミングがあるのか、知っておきましょう。
結婚指輪を外す必要がある『7つのタイミング』
結婚指輪を外すタイミングは、以下のものがあります。
1.体調不良のとき
体調不良のときは、指輪を取っておきましょう。
- 急激に痩せた場合、落としてしまう
- 指がむくんだ場合、指輪が取れなくなってしまう
- 無意識のうちに指輪を外してなくす
体調が悪くなっているときは、普段の状態と異なります。全身状態が急激に悪化する可能性があるときや、インフルエンザなどの高熱が出る可能性があるときは、熱が上がる前に外しておくのが無難です。
2.妊娠中や出産、手術時
妊娠中や出産、手術時は、指輪を外しておく方が安全です。
- むくみで指輪が取れなくなり、指の血管が圧迫される
- 爪の変色など、健康状態を医師や看護師が判断できないことがある
妊娠中はむくみやすく、出産時は全身に力が入るので、体調が急激に変化する可能性があります。手術を受ける前に医師から装飾品を外すよう指示されるので、身の安全のためにも素直に従いましょう。
3.新生児や幼児の世話をするとき
新生児や幼児の世話をするときは、指輪が思いもよらないタイミングで子どもの爪や洋服などが引っかかってしまって子どもがけがをすることがあります。子どもがけがを負わないためにも、幼い子どもと接するときは指輪を外しておくのがおすすめです。
4.手が汚れるとき
油やペンキなどで手が汚れるときは、指輪を外しておきましょう。
- 指輪の変色や腐敗を防ぎ
- 指輪と指の間に食材や水分などが入り込んだとき、雑菌が繁殖することがある
指輪の傷などを防ぎ、手の衛生面を守るためにも、汚れが想定されるときは指輪を外しておくほうがよいです。
5.落下や破損の可能性があるとき
手が滑りやすい状態になるときは、指輪そのものが破損する可能性があるときは、結婚指輪を外しておきましょう。入浴やお皿洗い、重いものを持つときや野外作業のときなどが当てはまります。
6.高温や極寒といった温度
高温や極寒など、通常の温度では接することがないような温度帯の場所に行くときは、結婚指輪を取っておくことで身の安全を守れます。
- サウナなどの高温状態…やけど負う
- ウインタースポーツや寒冷地帯への旅行などの、極寒状態…凍傷になる
指輪をすることで地震の体が傷を負うかもしれないときは、事前に指輪を取っておくほうがよいです。
7.種類によっては葬祭時
葬祭時は、きらびやかで華美な指輪をしていくのはマナー違反です。たとえ結婚指輪であっても、葬祭時に装飾品はついていない簡素なものを着用しましょう。
結婚指輪を無くさないための保管方法
指輪を無くさないためには、以下の方法で保管しましょう。
- ジュエリーボックスに入れておく
- リングケースに収納する
- 持ち歩きたい場合は、ネックレスに通すなど
家で保管するときは、直射日光を避けられる固定の場所に置いておきましょう。子どもやペットの手が届く場所に置きっぱなしにしていると、紛失や誤飲の原因につながります。
まとめ
結婚指輪を外すタイミングは、結構身近にあります。そのときに応じた対応をして、結婚指輪を着脱しましょう。