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友人や家族とワイワイお肉を満喫するなら焼肉屋さん
「今日はお肉をたくさん食べたい!」と思ったとき、焼肉屋さんが1番に思い浮かぶという人は少なくありません。
焼肉やさんはみんなでグリルを囲みつつ美味しく焼けるお肉を堪能できて、カジュアルにお肉を味わえるので幅広い世代から支持されています。
賑やかで楽しい焼肉屋さんですが、大人として最低限のマナーは知っておきたいものです。あまりにも無作法な行いが目立つと、周囲から冷たい視線を贈られるかもしれません。
焼肉店でやってはいけないNG行為5選
焼肉屋さんはカジュアルな店舗も多くありますが、基本的なマナーは押さえておくべきです。ここでは、焼肉屋さんですべきではないNG行為を紹介しています。今まで自分の行動を気に留めていなかった方は、この機会にチェックしておきましょう。
1.一気に大量注文してお肉を残す
メニュー表にはお肉や食材などがたくさん記載されていて、目移りしがちです。
「あれもこれも食べたい!」と、一度に大量注文する人がいますが、これは控えるべき行為です。一度に大量注文すると、食べ切れずに残す可能性があります。
注文した料理を残す行為は、焼肉屋さんのみならず他の飲食店も例外なくマナー違反です。お肉の含む食材を残さないためにも、様子を見つつ注文しましょう。
2.タレ付きの肉から焼く
焼肉屋さんは、あっさりしたタン塩やこってりしたタレなど、いろいろな肉が楽しめます。どれも美味しいですが、タレ付きの肉から焼くと、食事開始直後の段階で網や鉄板が汚れるので注意しましょう。
そのため、基本的にタレのついた肉は後に焼くのがマナーです。まずはあっさり系の肉から焼いて、次にタレ付きの肉を焼いてください。
3.ペース配分を考慮せず、食材を網や鉄板に乗せる
肉を焼くとき、ペースを考慮せずに食材を網や鉄板に乗せるのは控えるべきです。次々食材を焼くと食べきれず、食材が焦げてしまいます。
よかれと思って焼いた食材を台無しするのは、同席している人への配慮が足りていない結果です。
「そういうハプニングもアリ」という意見もありますが、肉を美味しく堪能できるよう、ペース配分も気を配るべきです。
4.生肉に触れたトングで、焼けた肉を触る
生肉を扱ったトングで、焼い途中の肉に触れたり、焼けた肉を皆に配ったりする人がいます。これは、生肉に付着していた菌がトング経由で焼けた肉に付着する恐れがあるので危険です。
大半の店舗で、生肉の菌への配慮は実施されています。しかし、同席している人の中には、不安を感じる人もいるでしょう。
また、使用済みの箸で今焼いている肉を触るの厳禁です。箸には唾液が付着しており、焼いている肉に唾液が着くので、同席している人が不快な思いをします。
5.食べ頃の肉を許可なく自分一人で食べる
友人や知人、同僚と焼肉屋さんを利用したとき、大事に食べ頃まで育てた肉を奪われてしまい、モヤモヤした経験はありませんか。焼肉屋さんで意外に多くの人が気にする、NG行為です。
焼いている肉の中で食べ頃のものを見つけたら、同席している人に食べ頃の肉を取っていいか問いかけるのがマナーです。
周囲とコミュニケーションを取りながら、焼肉を楽しみましょう。
焼肉屋さんで守るべき正しいマナーを解説
みんなでワイワイ楽しめる焼肉屋さんでも、最低限の以下で紹介しているマナーを守りましょう。
- 汚れても差し障りない服を着る
- 食べ切れる量を注文する
- タレ付きじゃない肉から焼く
- 焦げないよう、無理のないペースで焼く
- 生肉と焼いた肉は、トングや箸を使い分ける
- 焼けた肉を取る前に、周囲に一言声をかける
- 食べるときタレが滴り落ちないよう、タレ皿や小皿を添えて口に運ぶ
- テーブルが汚れたときは、台拭きを使ってテーブルを拭く
焼肉を食べるときはコミュニケーションを取り合うと、同席している人も楽しめます。また、ひとり焼肉のときに、お店に迷惑をかけないよう最低限のマナーを守るべきです。
焼肉は周囲の人とコミュニケーションを取りつつ楽しもう
焼肉屋さんは、一見注意すべきマナーなく利用できると思いがちです。しかし、最低限の食事マナーや配慮は心得ておくべきです。マナーを守り、一緒に食事を楽しむ人たちと有意義な時間を過ごしましょう。