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使い心地抜群の毛足が長いカーペット
毛足が長いカーペットは、使用感がよく、くつろぐときに欠かせません。毛足が長いカーペットはシャギーラグと呼ばれており、使い心地のよさが魅力である一方、メンテナンスしにくいことも把握しておくべきでしょう。
今回は、シャギーラグにしてはいけない行動をまとめました。NG行為を把握し、お気に入りのシャギーラグを長く使いましょう。
毛足の長いカーペットにしてはいけない『NG行為』4選
毛足が長いカーペットにしてはいけない行動をすると、これまでの使い心地を取り戻せなくなってしまうかもしれません。
1.ロボット掃除機で掃除する
ロボット掃除機は、自動で掃除をしてくれるので非常に便利ですよね。しかし、毛足が長いカーペットに使うべきではありません。
- 繊維を巻き込んで、ロボット掃除機が故障する
- ロボット掃除機に絡まった毛足を、カットしなけらばならなくなることがある
シャギーラグ最大の特徴である毛足の長さが、ロボット掃除機を使用することで故障につながります。ロボット掃除機に絡まった毛をカットすると、ラグの外見が一か所のみ大きく変化することも想定されます。
2.掃除機の回転ブラシをかける
掃除機を使用するとき、回転ブラシのヘッドを使うのはよくありません。
- ブラシにカーペットの毛足が絡まる
- 掃除機ヘッドとカーペット、双方にダメージが残る可能性が高い
シャギーラグの毛は、想像以上に綿密です。ブラシに絡まった毛を取るためには、かなり時間がかかるかも。カーペットの毛がごっそり抜けるかもしれないので、使用は控えるべきです。
3.掃除機を押し付けて吸引
掃除機をカーペットに押し付けて吸引し、毛の間に入り込んだ汚れを取ろうとすると、ふんわりとした毛を押し付けます。力任せに掃除機を押し付ける、汚れが取り切れず毛がヘタるかも。
毛が本来持っている、ふんわりした触り心地を損ないます。
4.洗濯機や乾燥機不可のものを、自宅で洗濯乾燥する
カーペットは、シャギーラグのみならず、メンテナンス方法が商品で違っています。洗濯タグを確認し、正しいメンテナンス方法を把握しておきましょう。
洗濯機や乾燥機の使用が不可なのにもかかわらず、自宅やコインランドリーで洗濯乾燥すると、毛足がヘタる原因につながります。元の肌触りが蘇らなくなるかもしれないので、お手入れしたいとき洗濯タグを要チェック!
毛足が長いカーペットのメンテナンス方法
毛足が長いカーペットは、以下の方法でメンテナンスを行うと、清潔な状態をキープしやすくなります。
- 粘着カーペットクリーナーを使って、汚れを除去する
- 裏返して陰干し、布団たたきなどでほこりを除去
- 洗濯できるものは、大型の専用洗濯ネットを使用して洗う
- 汚れが気になるときは、クリーニングに出してメンテナンスしてもらう
シャギーラグを使っていると、毛の根元に侵入した汚れが気になってきます。洗いたいと思うかもしれませんが、勢いに任せて洗濯機に入れるのはよくありません。まずは洗濯タグを確認し、洗濯機対応かをたしかめてみましょう。
そのまま洗濯機にシャギーラグを入れると、型崩れするかもしれません。専用ネットにラグを入れて、指定の方法でメンテナンスしてください。洗濯不可の場合は、定期的にクリーニングでメンテナンスするのがおすすめです。
まとめ
毛足が長いカーペットは使い心地抜群ですが、その特長を長く保つためには適切なケアが欠かせません。ロボット掃除機や掃除機の回転ブラシを使うと、毛足がダメージを受けたり、機械自体が故障する恐れがあります。
また、家庭用の洗濯機で洗うことは避け、洗濯タグの指示に従って手入れしましょう。適切なメンテナンスを心がけることで、カーペットはいつも清潔で心地よい状態を保つことができます。お気に入りのシャギーラグの使い心地と見た目を長持ちさせるために、これらのポイントを守りましょう。