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なぜか短期間に複数回カラスに襲われた…意図的なの?
カラスは日本の至る所に生息しており、人間を恐れず住宅街にも姿を現すため、さまざまな被害が報告されています。
中には「なぜか短期間に何回もカラスに襲われた」「後ろから飛んできて蹴られた」といった被害も報告されており、非常に危険です。
特に4月〜7月の間は繁殖期〜子育て期に入るため、カラスの警戒心が非常に高くなっています。襲われた被害もこの時期に集中しているため、カラスに襲われないよう意識的に対策することも重要です。
『カラスに襲われやすい人』が持つ5つの共通点
カラスに襲われる人と襲われない人では、どのような点が違うのでしょうか。ここでは『カラスに襲われやすい人』が持つ共通点を紹介します。
1.キラキラと光るアイテムを身につけている
昔から「カラスは光り物が好き」という話は有名ですよね。その噂通り、カラスはキラキラと光るアイテムを好んで狙います。そのため、ヘアアクセサリーなどにキラキラと光るものを選んでいると、頭を直接狙われる危険性が高まります。
他にもバッグなどのファッション雑貨もキラキラとしたデザインは危険です。カラスの繁殖期だけは別のアクセサリーや雑貨を身につけるなど意識しましょう。
2.赤や黄色などの攻撃性を煽る派手な服装
カラスは色の判別能力を備えています。中でも赤や黄色などの危機感を煽るような色は、カラスが瞬時に「危険だ」と判断して襲ってくるリスクが高まります。
特に繁殖期のカラスはいつも以上に警戒心が高まっています。そんなカラスたちの中を赤や黄色などの派手な色の服装で通ってしまうと、攻撃性を煽り襲われてしまうかもしれません。
3.カラスやカラスの巣を見続けている
カラスやカラスの巣を見続けていると、カラス側は「なぜこっちを見ているんだ。襲おうとしているのか」「巣を狙っているのだろうか」と警戒心を高めてしまいます。
特に攻撃性の高まっている時期は、少しの間見つめているだけでも威嚇したり攻撃してくることがあるので気をつけましょう。
また、「見ている側は気づいていないけれど、偶然見ていた方向にカラスの巣があった」という場合にも攻撃対象となるので注意が必要です。
4.カラスの巣がある位置より高い場所にいる
カラスの巣がある位置より高い場所にいる場合も、繁殖期のカラスにとっては要注意人物扱いされてしまいます。
例えば、歩道橋や橋の上を歩いていたらカラスに襲われたという報告は多いです。これらもカラスの巣が作られていた歩道橋の上を歩いていたため、カラスが「上から覗かれている」と勘違いして襲ってきた事例だと考えられます。
どうしても歩道橋など高い場所を歩かなければいけない時は、なるべくうろうろせず足早に立ち去りましょう。
5.カラスに悪意のある行動をとったことがある
もしも過去にカラスにイタズラしたり攻撃的な言動を取っていた場合、その行動をカラスが記憶していて、仲間のカラスたちに伝達している可能性があります。
カラスの記憶力は非常に高く、自分に悪意を向けた相手の顔を最低5年間は覚えていると言われています。また、仲間にも「あいつは危険だ」と伝えているため、復讐にくるケースも珍しくありません。
非常に迷惑な話ですが、カラスをいじめた人に似ている場合も勘違いから攻撃されることがあるようです。残念ながら、こちらは自分では対処しようがありません。
カラスに狙われないために取り入れるべき対策とは
4月〜7月はカラスの繁殖期に入るため、普段以上に攻撃性が高まっています。今のうちにカラスに襲われないための対策を把握しておきましょう。
- 落ち着いた色合いの服を身につける
- カラスの前では光り物のアイテムを外す
- カラスに背を向けないように歩く
- 大勢のカラスがいる場所は避けて通る
- 巣のある場所に近づかない
以上の対策を取り入れることで、少しでもカラスに狙われる確率を下げることができます。何度かカラスに襲われたことがあるという方は、ぜひ以上の対策を実践してみましょう。
カラスに襲われないよう刺激しない行動や服装を意識して
カラスがターゲットにしやすい服装や攻撃性を煽るような行動をとっていると、すぐに攻撃対象になってしまいます。これから繁殖期を迎えますます危険度が高まります。カラスに襲われないような行動や服装を意識して対策しましょう。