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炊飯器の平均寿命
毎日の米炊きにかかせない、炊飯器。ある日突然壊れると、頭を抱える家電です。まずは、炊飯器の平均寿命を知りましょう。
- 炊飯器の平均寿命…約3~6年
家電製品の中でも、平均寿命は短めです。お米が炊けなくなると困るので、寿命が近いときに見られるサインをすぐにキャッチしましょう。
炊飯器が壊れかけている「5つのサイン」
炊飯器が壊れかけているときのサインは、以下のものが挙げられます。
1.炊飯ボタンを押したのに、炊飯できていない
炊飯器のスタートボタンを押したのに、炊飯機能が正常に働かないときは気をつけましょう。故障しかけていることが多いです。
- 炊飯ボタンを押したのに、スタートしていなかった
- お米が炊ききれていない状態で、炊飯終了している
- 炊きムラができている…炊けている部分と炊けていない部分の差が大きい
- 炊けたお米から、嫌なニオイがするなど
今までの炊き上がりと違っているときは、炊飯器が故障しかけていることが高いです。
2.炊飯時間が延びる
炊飯時間が使い始めの時期より明らかに長くなっているときは、炊飯器が故障しかけているのかもしれません。
- 通常の炊飯時間に、1時間以上を費やす
- 早炊き炊飯で、1時間近くかかる
指定した炊飯時間にご飯が炊けていないときも、注意しておきましょう。
3.液晶画面が不調になる
炊飯器の液晶画面が不調でも、継続使用できることは少なくありません。しかし、故障リスクは高まっている状態なので、新調すべきサインといえます。
- 液晶画面が正しく表示されない
- 画面内に、今までなかった線のようなものが入っている
- 液晶内表示の一部が消えるなど
音声アナウンスを頼りに炊飯器を使っていると、ある日突然故障するかもしれません。
4.内釜コーティングが剥げる
炊飯器の内釜には、お米が貼りつき防止のためコーティングが施されています。コーティングが剥げると、お米が炊飯器にこびりつきやすくなって内釜の劣化が進行するので、内釜の状態も日々確認しましょう。
5.炊飯している最中に異音が鳴る
炊飯中に、今までになっていなかった音が鳴っている場合も、故障が近いです。購入時にはしなかった音や、購入時は小さかった音が、明らかに大きくなっているときは気をつけましょう。音だけでなく炊飯器の振動などの異常がみられるときは、できるだけ早く炊飯器を買い替えてください。
炊飯器を長期間使用するコツ
炊飯器を長く使うコツは、誰でも気軽に実践できます。
- 内窯で洗米しない…ボウルなどでお米を洗い、内釜は炊飯だけに使用する
- 長時間保温しない…炊飯器への負荷を軽減する
- こまめにお手入れする…使う度手入れをすることで、劣化を抑える
特別なお手入れは不要なので、こまめなお手入れを心がけてください。冬場でもお米は水で研ぐのがおすすめなので、米研ぎ棒などを使用して手の冷え対策を実践しましょう。
まとめ
炊飯器は家庭に欠かせない家電のひとつですが、故障は突然やってきます。今回は、炊飯器の故障を知らせる「5つのサイン」と、長持ちさせるコツをご紹介しました。これらのサインを見逃さず、日頃から炊飯器の正しいお手入れを心がけましょう。炊飯器の故障を感じたら、この記事を思い出してくださいね。