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長年連れ添っている夫婦でも「親しき仲にも礼儀あり」
愛する人と結婚し、晴れて夫婦になったとしても、長年一緒に連れ添っていれば、日常の中でイラッとしたりモヤッとすることは多々あります。「親しき仲にも礼儀あり」という諺がありますが、まさに夫婦にも当てはまる諺ですよね。
一緒にいる時間が長くなればなるほど、2人の仲は親密になり絆も強固になります。しかし、同時に相手に対する配慮が足りなくなり、相手をイラッとさせてしまう機会も増えがちです。
長く連れ添っている熟年夫婦だからこそ、定期的にお互いの不満な点や今後について話し合う機会を設けるのも良いでしょう。
パートナーに言われたらイラっとする『7つの言葉』
世間では、パートナーのどのような言葉に対してイラっとすることが多いのでしょうか。ここでは、夫婦間で起こりがちなパートナーに言われたらイラっとする言葉をまとめてみました。自分に心当たりのある方は意識的に改善しましょう。
1.「疲れているから」という言い訳
パートナーの話や家事の分担を「疲れているから」という言い訳であしらおうとしていませんか。特に男性側に多い傾向があるようです。
確かに、仕事をしている人であれば仕事が、育児や家事をしている人であれば多くの労力を使いお疲れでしょう。しかし、疲れているのは相手も同じです。
どうしても疲れていて手が回らない、話に耳を傾ける余裕がない時は「少し休んでからじっくり聞かせて」「10分後に取り掛かってもいい?」など、具体的な理由や時間を伝えてみてはいかがでしょう。
2.「太ったよね」など外見を指摘する言葉
年齢を重ねるごとに、肌質や体型に変化が現れるのは人間として当然です。にもかかわらず、「太ったよね」「老けたね」など、相手の外見を指摘する言葉を言うのは、あまりに思いやりがありません。
つい冗談で言ってしまう人もいるでしょうが、やはり気にしている人も多いのが事実です。指摘されたことに対して、悲しみと共にイラッとしてしまう人も多くいます。
3.「あ〜はいはい」など適当な相槌
話をしている最中に「あ〜はいはい」「それだけ?」など、あまりにも相手の話を聞く姿勢がひどい場合、話をしている側は「聞いてないでしょ?」「その態度は何?」とイラッとしてしまいます。
興味のない話題であっても、一緒に連れ添っているパートナーです。相手の興味のあることに興味を示してみたり、興味がなくても話を聞くくらいは思いやりのある態度を見せるべきでしょう。
4.「おばさんみたい」「おじさんみたい」
意外と言いがちですが、パートナー相手に「その行動、おばさんみたい」「なんだかおじさんみたい」と言ってしまうことはありませんか。
たしかに年齢を重ねておじさん、おばさんになってはいるのですが、いざパートナーに言われると悲しくなったりイラっとするという声も多いです。
特に女性は外見の変化や体力の低下など、気にしている人も多くいます。そこを配慮のない言葉でグサッと刺されると「デリカシーがない」とイラッとしてしまう人は多いでしょう。
5.「私(俺)がやったほうが早い」
家事や育児でよく見られる光景です。片方が取り掛かっている様子を見て、「自分がやったほうが早い」と思ったとしても、それを口に出して言う必要はありません。
言われたほうは「せっかくやっているのに」「いつもやっていないのに何様のつもり?」と反感を覚えてしまいます。
積極的に家事を行っていることに関しては、素直に感謝の気持ちを述べましょう。また、自分がやったほうが早いと思ったことには、口には出さずにサポートに回ると角が立ちません。
6.「男はいいよね〜」「主婦はいいよね〜」
男や女、主婦などに区分して、「〇〇はいいよね〜」と嫌味とも捉えられるような言い方をする人がいます。しかし、これは相手に対してあまりにも失礼ですし、どのように転んでも相手の反感を買ってしまいます。
つい感情的になって言ってしまう人もいるかもしれませんが、言われた側は強いストレスを感じますし、言われ続けていると離婚を考えてしまうという人もいるでしょう。
7.「他の奥さんは〜」「あの家の旦那さんは〜」
他の家庭と比べて相手の悪いところを指摘する行為は、どのような関係性であっても避けるべきです。なぜならば、人は皆、長所も短所も違いますし、得意不得意も異なるからです。
直してほしいところがあれば、他人と比べるような言い方や嫌味のような言い方をせず、「ここを直してほしい」と直接的な表現で伝えましょう。
最も近しい相手だからこそ思いやりのある言動を心がけて
いかがでしたか。意外と「言っちゃったことある」という人や、「言われてイラっとした」という経験を持つ人も多いでしょう。最も近しい関係であるパートナーだからこそ、相手には思いやりのある言動を心がけてください。