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ホテルですべきではない「マナー違反」6選!
ホテルに宿泊するときに注意したい、NGマナーについてご紹介します。
1.チェックインの時間が遅れるとき、ホテルに連絡しない
予約を入れるときに、大まかなチェックインの時間を利用者に聞くホテルは多くなっています。自分で伝えた到着予定時刻よりも到着が遅れるとき、30分程度であれば連絡する必要はありません。しかし、予定時刻よりも大幅に到着が遅れるのに、全く連絡をしないのはマナー違反です。
ホテルによっては、夜間の受付時間を制限しているケースがあるので注意しましょう。チェックインのできる時間が過ぎてしまうと、ホテルの玄関が施錠されホテル自体に入れなくなることもあります。
チェックインの時間や予約時に伝えた時刻より、大幅に到着が遅れる場合は、ホテルに連絡を入れましょう。
2.ドレスコードを守っていない服装
高級ホテルになると、ドレスコードを気にしなければなりません。ドレスコードとは、日本語で「服装規定」と呼ばれているもので、フォーマルな服装ということではありません。
場面や周囲の人に配慮するためのファッションで、ドレスコードを守ることはエチケットでありマナーでもあるのです。
例を上げると、ビーチ近くのホテルでも、水着やサンダルのままホテルのロビーに入ることを禁止している場合もあります。ラフすぎる格好でチェックインしたら、ほかのホテル利用者への配慮にかけた行動になるので、気を付けましょう。
例え水着でのチェックインが許されていたとしても、露出度の高い水着を着用しているときは、1枚上に羽織などの気配りを忘れずにしてください。
3.大きな荷物を自力で運ぶ
ホテルに到着すると、スタッフが荷物を客室まで運ぶのが一般的です。日本ではチップが風習もないので、荷物を運んでもらったとしても別途料金は発生しません。
人が行き交うロビーは、普段ホテルを利用しない人にとっては慣れない場所です。自分で荷物を運ぼうとすると、危険なケースもあります。そのため、ホテル側の申し出を理由なく断り、大きな荷物を自分で運ぶのはNGマナーになることもあるのです。
特別な事情(割れ物を所持しているなど)が無いのであれば、大きな荷物を自力で運ぶのは控え、ホテルスタッフに運んでもらいましょう。
4.客室に宿泊者以外の人を入れる
ホテルの宿泊者以外の出入りは、基本的に禁止されている行為です。日本のホテルでは、基本的に宿泊する人数に沿って料金設定されています。また、災害や火事が起こったときに備え、ホテル側が保険に加入しているのが通例となっているのです。
客室に宿泊者以外の人を招くことを禁止しているホテルが一般的であるため、人を宿泊先の部屋に招くのはやめましょう。ロビーや、ホテル内にあるカフェやレストランを利用すると安心です。
5.借りている部屋に飲食物を持ち込む
昨今では、客室に飲食の持ち込むことが可能なっているホテルが増加傾向しています。しかし、部屋への禁食の持ち込みを禁止されている場合もあります。そのため、飲食物の持ち込みが可能か確認しないまま飲食物を室内に持ち込むのは、バットマナーです。
飲食物の持ち込みを禁止する理由は、食中毒などのリスクなどがあります。持ち込んだ飲食物で部屋を汚したり、においが残ってしまうのもよくありません。
部屋に飲食を持ち込むときは、ホテルで許可されているかを必ず確認しましょう。
6.持ち出し厳禁のアメニティグッズを持ち帰る
ホテル選びをするとき、特に女性は、客室に設置しているアメニティおホテル選びの重要なポイントになります。
アメニティとは、宿泊客に無料提供する消耗品一式です。以下のようなものが、当てはまります。
- 石鹸
- シャンプー
- リンス
- 歯ブラシ
- ゴム
- ブラシ
- 使い捨てスリッパなど
上記のものは、持ち帰りをOKとなっているホテルが多いです。しかし、ボールペンやボトル入りのシャンプーなどはNG!持って帰ってはいけないものを、誤って持り帰らないよう注意してくださいね。
アメニティグッズを持ち帰りたいときは、持ち帰りOKかを必ず確認するようにしましょう。
チェックアウトするときは、使ったものを元の場所に戻しておきましょう
ホテルでの滞在は、ただ快適な時間を過ごすだけでなく、マナーを守ることが求められます。上記で紹介した「マナー違反」を避けることは、他の宿泊客やホテルスタッフに対する最低限の配慮と言えるでしょう。
チェックアウトする際には、使用した備品を元の場所に戻すことはもちろん、自分が快適に過ごしたように、次にその部屋を利用する人が気持ちよく過ごせるよう心掛けましょう。
お金を払っているとはいえ、共有の空間であることを忘れず、気持ちよくおもてなしを受けるためにも、マナーを守ることが大切です。