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まな板はどれくらい使用できるものなの?
まな板は、毎日の料理で食材を切るときに使用するものです。そのため、衛生面に注意して管理したいですよね。衛生的にまな板を使用するためには、まず平均寿命を知ることから始めましょう。
- 木製…5~7年ほど
- プラスチック製…2年ほど
- ゴム製…10年ほど
素材によって、使用できる年数にかなり大きな差があります。自宅で使用しているものは、どの素材に当たるかチェックしてみてくださいね。
使ってはいけない『まな板』の特徴5選
使ってはいけないまな板の特徴は、以下の通りです。
1.深い溝ができている
まな板は、包丁と接するので切り傷が付きます。包丁の鋭い歯を受け止めることができる素材を使用しているからこそ、使う度に小さな切り傷が蓄積されていくのです。
木のまな板であれば、購入先などでかんながけなどのメンテナンスを受けることができます。しかし、プラスチックやゴム製のものはメンテナンスができないものが大半です。特にプラスチック製のものは切り傷が付きやすいので、寿命はほかの素材よりも短めです。
2.漂白洗浄などをせず、継続使用している
まな板は、熱湯消毒や漂白洗浄など、素材にあった方法でこまめにメンテナンスをしなければなりません。
- 雑菌が付着して離れていない
- 細かな汚れに入り込んだカビ菌などを殺菌できないなど
雑菌が付着したままのまな板を使用してしまうと、食中毒を招く原因につながります。
3.変形している
まな板が変形している場合は、素材関係なく継続使用は危険です。
- 食材を安全に切るのが難しい
- キッチン台から転落し、食材などは落ちる可能性がある
まな板は包丁と接するものなので、安全面にかけているものを継続使用するのはNG!
4.平均寿命を大幅に超える年数使用している
平均寿命を超えたまな板であっても、こまめに手入れをしてれば継続使用することはできます。しかし、2年が平均寿命のプラスチック製のまな板を10年近く使用するなどの極端な長期間使用はよくありません。
細菌の付着や傷によりカビの繁殖などは、不安視されます。
5.洗浄しても、カビが落ちない
しっかりと漂白を行い、殺菌しているにもかかわらず、黒ずみなどが消えない場合は破棄対象です。そのまま継続使用していると、食中毒などを起こす原因につながります。
まな板の買い替えるべきサイン
まな板を買い替えるサインは、以下のものがります。
- 使用期間が平均寿命を超えている
- 傷の数が、見るからに多い
- 漂白しても汚れが落ちない
- 変形している
使いやすさだけでなく、変形の有無にも注意しましょう。食中毒を防ぐためにも、まな板の買い替えサインは見逃さないようにしましょう。
まとめ
まな板に使用されている素材は、複数あります。それぞれ購入時の姿や使い心地をしっかりと把握しておき、異変にいち早く気づけるようにしましょう。