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冬に旬を迎えるブリ
ブリは養殖されたものでも一年中スーパーに並んでいますが、脂の乗り具合で美味しさが異なります。旬のブリを味わいたい場合は、冬に購入するのが最適です!
天然ブリは11月から2月が旬で、この時期は脂が乗ったものが多くスーパーに出回ります。時間が経っていない新鮮なものを選ぶことが大切です。劣化していないブリの特徴を見極めてください。
おいしいブリを選ぶ5つのコツ
新鮮でおいしいブリには、次のような特徴があります。
1.血合いが鮮やかな赤色をしている
鮮度が高いブリは、切ってから時間があまり経っていないため、血合いの色が鮮やかな赤色をしています。血合いはブリの中でも特に傷みやすく、色の変化が目立つ場所です。鮮度を判断するための大切なポイントなので、注意深くチェックしてください。
切ってから1日が経過すると、血合いの色が赤から茶色や灰色に変わります。このように変色しているものは、火を通して食べるのが良いでしょう。
2.透明感のある身
ブリの切り身を見た際、透明感がなくくすんでいるようなら、鮮度が落ちている可能性があります。色鮮やかさに欠ける印象を受ける場合も、鮮度が不十分かもしれません。お刺身として購入する際は、色合いだけでなく身の透明度やくすみにも注意して選びましょう。
3.皮と身の間に白い脂の層が見える
ブリは、身と皮の間にしっかりとした脂の層があると、ジューシーな食感が楽しめます。身と皮の両方に脂が乗っているブリは少ないですが、見つけたら購入する価値があります。
4.身に細かい白い線がある
ブリの身部分に細かな白い線が見られるのがサシです。サシが入ったブリの身は、お刺身で食べると、この時期にしか味わえない濃厚な風味が楽しめます。刺身ではないブリでも、サシが入っているものはジューシーな食感で満足感が高くなります。
5.皮を引いた後に白っぽい脂の層が残っている
皮を引いた後に売られているブリでは、皮があった部分に白っぽい脂の層があるかを確認します。この白っぽい層がある場合は、脂がよく乗っているサインです。血合いの色を見て鮮度が良いと判断できれば、購入して調理するのがおすすめです。
購入すべきではないブリの特徴
選ばない方が良いブリには、次のような特徴が見られます。
- 血合いが茶色っぽくなっている
- 身の表面が乾燥気味
- 皮が薄く、サシが少ない
- 身が縮んで見える
- 全体がくすんだ白色に変わっている(冷凍焼けの可能性)
- 生臭いにおいが強い
スーパーで売られているものは、鮮度にばらつきがあることがある場合があります。購入すべきでないブリは、調理するとパサつきが気になり、風味もイマイチ…。生臭さも目立つため、刺身用であっても気持ちよく食べられないかもしれません。
まとめ
スーパーでブリを購入する際は、まず鮮度を重視しましょう。美味しいブリのサインがあるものを見つけたら、旬のブリの豊かな風味と脂ののりを楽しんでください。新鮮なブリは風味豊かで、刺身や焼き物などさまざまな料理を堪能してくださいね。