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毒親という言葉が持つ意味
昨今流行している、毒親という言葉。テレビやSNSを頻繁に見ない人は、ピンとこないかもしれません。毒親とは、子どもに悪影響を与える親のことを指します。その内容は一つに限定されるわけではないので、無意識のうちに毒親になってしまっているかもしれません。
毒親チェックリスト5項目
毒親であるかどうかをチェックする項目は、以下のものがあります。
1.周囲の目を気にするあまり、子どもに目が向いていない
子どもよりも周囲の目を気にするのは、毒親によく見られやすい特徴です。
- 自分の外見にこだわる…子どもの外見などは気にしない
- 子どもに自分が知っている「普通」を押し付ける
- 周囲からの批判などには敏感
- 子どもがいじめられていても、恥ずかしいなどの理由で我慢を強いる・見て見ぬふりをする
- 周囲の子と自分の子を、ことあるごとに過剰なほど比べてけなす
- 周囲から羨望の眼差しを集めるため、子どもに多く習い事をさせる
子どもではなく、子どもをダシにして自分に注目を集めたいという行動を取りがちです。また、子どもが抱える問題には目を背けがちである部分も特徴といえます。
2.子どもよりも自分を優先する
子どもは二の次で常に自分が最優先という人は、毒親である可能性が高いです。
- 子どものやりたいことではなく、自分がやりたいことを常に優先させる
- 子どもは自分のおまけ、アクセサリーの一種と勘違いしている
- 子どもの話を無視して弾丸トーク
- 子どもを褒めると、自分が褒められないことに不満を持つ
- 子どもではなく、自分をえこひいきしてほしいという思いが強い
子どもは、大人のおまけではありません。子どもに苦しい思いをさせてまで自分を優先させる親は、子どもに対して害のある行動を取っているため毒親となります。
3.子どもに対して、絶対服従を強制する
子どもに対して、絶対服従を求める親は毒親です。
- いうことを聞かなければ暴力を振るう
- 子どもに対して性的虐待を繰り返す
- 子どもの言い分は一切聞く耳を持たない
- 自分の要求を子どもが飲まないと、大きく機嫌を損ねる
- 子どもがちょっとしたイタズラなどをしたら、すぐに食事を抜く
子どもは子どもの意思を持っており、親とは全く異なる人間ということを忘れてはいけません。
4.親が警察のお世話人ることが多い
親がすぐに警察のお世話になってしまう場合、子どもの将来や現在の生活に大きな悪影響を及ぼしてしまいます。
- 窃盗などで何度も捕まる
- すぐに暴力事件を起こす
- 家庭内の問題で、警察が家庭に調査しに来る
- 他者への脅迫などで、警察から何度も事情を聴かれるなど
逮捕されなければそれでいい、人生は刺激が多い方がいいといった、自分勝手な考えを持つのはよくありません。自分の人生を棒に振るだけでなく、子どもの人生にも大きな影響を与えてしまいます。
5.子どもへの過剰な執着
子どもに執着し、べったりと依存するのはNG!
- 子どもから離れず、家に拘束する
- 子どもの外出時、尾行したり位置情報を常に確認する
- 誰と、どこで、なにをして過ごしたかなどを、根掘り葉掘り聞く
- 子どもの外出に対して、毎回嫌味を言う…私は家に縛られているのになど
- 過保護すぎて、子どもが自由意思でいろいろなことを選択できない環境が出来上がっている
子どもは、いつか親の手を離れて自立していきます。我が子がかわいいのは当たり前ですが、かわいいからといって執着してしまうのはNG。
まとめ
毒親は、自分が知らないうちに子どもを苦しめている可能性が高いです。子どもとの接し方、声のかけ方などを定期的に振り返りましょう。