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犬や猫などペットを飼うことは、子どもにとっても良い。そうした話を聞いたことがある方も多いはず。とはいえ、命あるペットは簡単に飼えるものではないし飼育にもお金がかかる。果たして、子どものために飼うメリットはあるのか、気になりますよね。
今回はペットを飼うことで、子どもにどんなメリットがあるのか解説していきます。
情操教育となる
犬や猫など命ある動物をペットとして飼うことは、子どもの情操教育に繋がります。
命の尊さ、他者に優しくする大切さなどの道徳をペットの飼育を通じて学んでいきます。こうした経験は、学校や教科書からでは決して得ることができないもの。道徳的でより立派に、より優しい人間へと成長することに大きく貢献します。
心を支えてくれる存在となる
ペットが子どもにもたらすメリットは、道徳教育だけではありません。子どもが何かツライ状況に直面したとき、心を支え励ましてくれる存在となることもあります。
子どもの中には迷惑をかけたくない、恥ずかしいと思って悩みをひとりで抱え込む子がいます。両親や友人、教師にも相談せず心を病んでしまうケースも少なくありません。しかし、人間には相談できなくともペットには、ツラい気持ちを打ち明けられるという子もいます。
信頼できる友達としてペットをお迎えすることも、子どもにとってはプラスとなります。
命を飼う苦労を学べる
ペットを飼うことは、いいことばかりではありません。お金の負担だけでなく、ご飯のお世話や散歩など毎日のお世話は大変。
一方でそうした苦労も子どもにとっては、大切な経験です。命を飼うことの苦労を知ることで、命の重みを学ぶと同時に、責任感を身につけていきます。社会において、責任感を持つことは非常に大切。しかし、学校だけでは十分に学べない可能性もあります。
ペットをお迎えしたら、お世話をしっかりするよう子どもに根気強く教えてあげましょう。
まとめ
今回はペットをお迎えすることで、子どもにもたらされるメリットを紹介しました。実際はメリットだけでなく、金銭面などの負担もあり簡単に飼えないというご家庭も多いでしょう。
ただ、ペットの種類はお金がかかりやすい犬や猫だけではありません。魚や昆虫などは比較的安価で飼いはじめられます。同じ尊い命であることには変わりないため、子どもが学ぶことも多いはず。
今回の記事を参考に子どものためにペットをお迎えすることを検討してみてはいかがでしょうか。