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子育てがどうしても苦手…自分だけ?
子どもを産んだら、徐々に親になっていって、それなりの育児が自然とこなせるようになると思っている人は非常に多いです。しかし、人間には向き不向きがあるため、どうしても育児が苦手と感じる人もいます。
育児が苦手だと感じる人には、どのような特徴があるのでしょうか?
『子育てが苦手な人』の特徴5つ!
子育てが苦手と感じやすい人の特徴をまとめました。子育てが苦手なことは、決して悪いことでもおかしなことでもありません。
1.周囲の人と自分を比べる癖がある
誰かと比べる癖がある人は、自分の育児に自信が持てず、子育てが苦手だと感じやすくなります。
- 笑顔で子育てしている人を見て、自分はうまくできていないと思い込む
- 育児中の芸能人のエピソードを見て、自分がいま行っている子育てと比べる
- 自分の親や兄弟がしている子育てと、自分の子育ての内容をことあるごとに比較する
子育ての質を高めるために、いろいろな選択肢を増やす目的で、多くの情報を入手することは非常によいことです。しかし、他人と自分の子育ての内容を見比べて一喜一憂するのはよくありません。
2.子どもがいうことを聞いてくれないと、強く感じやすい
周囲の親子は、子どもが親の言うことをすんなり聞いているのに、自分の子どもは全く言うことを聞かないと思ってしまうと、子育てそのものが苦痛になってしまいます。子どもには自分の意思があり、親とは全く別の人格であることを心得ておきましょう。
どんなに子どもが小さくても、自分とは全く違った価値観を持った人間であることを踏まえて接することで、一歩引いたところから子どもを観察しやすくなりますよ。
3.自己中な性格
基本的に自己中な性格の人は、子育てを苦痛だと感じやすいです。
- 子どもが自分に合わせないことに、イライラしてしまう
- 子どもがわがままを言うのが許せない
- 視野が狭く、子どもの気持ちに寄り添うことができない
子育てをしていると、自分のことは二の次になることが大半。それに耐えられないとなると、子育てがつらいと感じやすくなるかもしれません。
4.もともと子どもが好きではない
もともと子どもがあまり好きではない場合、自分の子ともであっても子ども特有の行動にイラっとしてしまうことがあります。
- 子ども特有の癇癪を起した
- キンキンと耳に刺さる声で騒ぐ
- 「パパがいい」「ママがいい」など、伴侶を指名して自分から子どもが離れていくのを目の当たりにする機会が多い
子どもが無条件に自分を慕っている状態でないと、子どもを好きだと思えないという人もいます。
5.親自身の自己肯定感が低い
親自身の自己肯定感が低いと、子育てが苦手だと思いやすくなります。
- ほかの子ができていることが、自分の子だけできないのは、自分に責任があると思い込みやすい
- ほかの親が当たり前にできているであろうこと(トイレトレーニングや離乳食など)が、自分はできないのが苦痛で仕方ない
- 自分ができないことに対して、子どもに過度に期待してしまう面がある
子どもが少しでもほかの子よりもかけている部分を見つけると、それが許せないと感じるケースも少なくありません。
子育てが苦手なのを克服する方法!意識すべきこととは
子育てが苦手だと感じるのを克服するためには、以下のことを試してみましょう。
- 子どもができていないことではなく、できていることに注目する
- 子どもは自分とは全く別の人間であることを認識して接する
- 自己肯定感が低い原因を把握し、子どもだけでなく自分の成功体験も積極的に積む
- 子どもだけでなく、たまには自分も優先してストレスの発散の機会を作る
- 「今できなくても、そのうちできる」という気持ちを持つ
子育ては、一筋縄ではいかないものです。まず目の前にある課題をクリアし、その体験を親子で喜ぶことから始めてみましょう。
まとめ
子育てが苦手なことは、決しておかしなことではありません。子育てが苦手だと感じる原因や理由を把握し、少しずつ子育てに慣れていきましょう。