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脂肪燃焼には「有酸素運動」が効果的
有酸素運動とは、軽度~中度の負荷で運動することによってエネルギーを消費します。ジョギングや水泳などが有酸素運動の代表的な運動として取り上げられることが多いです。有酸素運動は無理のない負荷で行えるので、運動が苦手な人でも比較的取り掛かりやすいでしょう。
しかし、有酸素運動で痩せるには「継続」が不可欠です。理想的な頻度は週3回以上、1日に20~30分程度と言われています。また、有酸素運動は1時間以上続けると筋肉を分解してしまいます。筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝が低下して痩せにくい体になってしまうので注意しましょう。
運動に慣れておらず、少しずつ習慣に取り入れたい人はウォーキングやジョギングなどの軽い有酸素運動から取り入れると継続しやすいのでおすすめです。
瘦せる体質を作るには「筋トレ」が必要
筋トレは有酸素運動と違い、脂肪を燃焼する効果はありません。しかし、筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、消費カロリーが増えることで痩せることができます。また、筋トレをすることで体が引き締まり、痩せた時の見た目が美しくなるので取り入れることをおすすめします。
筋トレは毎日行う必要はありません。やりすぎてしまうと筋トレで傷付いた筋肉が回復できず、逆効果になってしまうこともあります。そのため、週2~3回を目安に無理のない負荷で取り組みましょう。
筋トレといっても、難しいことをする必要はありません。おすすめの筋トレは、自重でできる「スクワット」や「腕立て伏せ」です。運動に慣れていない人は、まず自宅で簡単なトレーニングから始めてみましょう。慣れてきたら筋トレの負荷や種類を増やしたり、ジムに通ってみるのも良いかもしれませんね。
ダイエットを成功させるには取り組む順番も大事
ダイエットを最も効率的に成功させるには、有酸素運動と筋トレを組み合わせて取り組むことです。その場合、取り組む順番がとても重要になります。
有酸素運動をしてから筋トレを行うと、成長ホルモンが抑制されてしまいます。成長ホルモンには中性脂肪を分解する働きがあるので、抑制されてしまうとダイエット効果が弱まってしまうのです。また、有酸素運動で疲れてしまうと、筋トレをしたときに筋肉へ上手く負荷がかからなくなってしまいます。
筋トレ前は軽くストレッチをして体をほぐす程度にしておきましょう。筋トレで筋肉量を増やすことで、有酸素運動で脂肪を落とした時に綺麗なボディラインを作ることができます。効率よくダイエットするのであれば、有酸素運動と筋トレを組み合わせて行うことがおすすめです。
最後に
有酸素運動と筋トレは、それぞれ得られる効果が異なります。脂肪を燃焼したいのであれば有酸素運動、痩せる体質を作りたければ筋トレが必要です。
普段から運動する習慣のない人は、無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。ウォーキングなど簡単な運動から日常生活に取り入れ、徐々に負荷を増やすことで健康的に痩せていくことができます。しかし、有酸素運動も筋トレも継続が必要ですし、すぐに効果が出るものではありません。自分のペースで運動し、理想のボディを手に入れましょう!