目次
お葬式は、マナーを守って参列すべし
お葬式に参列するときは、主催者やほかの参列者に迷惑をかけないよう最低限度のマナーを守らなければなりません。葬儀は、人生の中でも非常に大きな出来事。マナー違反をするのは絶対にNGなので、守るべきマナーはしっかりと把握しておきましょう。
お葬式で絶対にしてはいけない5つのタブー
お葬式ですべきではないタブーは、以下のものがあります。
1.派手な格好で参列する
お葬式にふさわしくない格好とは、具体的に以下のようなものがあります。
- 私服で参列する
- 露出度の高い服装で参列する…ミニスカート・柄付きタイツなど
- きらびやかなアクセサリーを身に着ける
- 派手なメイクをする
- 色鮮やかなネイルをつけて参列する
- 葬儀にふさわしくない大荷物で参列するなど
葬儀に参列するときは、ファッションよりもマナーを大切にすべきです。子どもの場合は喪服がないことも多いので、黒と白の洋服を組み合わせての参列が可能。学生あれば、学生服を着用しましょう。
2.いわなくてもいいお悔やみの言葉をかける
お悔やみの言葉は、まず「お悔やみ申し上げます」と伝えるのがマナーです。そのほかに言わなくてもいいことを言ってしまうと、遺族や周囲の人が不快な思いをしてしまうかもしれません。
- 頑張って早く元気になってね
- 心中お察ししますなど
遺族ではない人が、遺族の心中を察することは不可能です。大切な家族を失って悲しみの中にいる人に向かって、早く元気になってという言葉も酷だと感じられます。
3.不吉な意味を持つ言葉や、遺族の心が傷つく言葉
不吉な意味を持つ言葉や遺族が傷つく言葉は、絶対に口にしてはいけません。
- 重ね言葉…「重ね重ね」など、同じ言葉を2回続けること。不幸の連鎖を想像させる
- この先の未来が不安になる言葉…「これからが大変」「また繰り返す」など
- 直接死を感じさせる言葉…「死去」「死んだ」など
- 遺族の負担になる言葉…「もっと頑張って」「乗り越えないと」など
つい口走ってしまいがちなものも含まれているので、参列の際には慎重に言葉を選ぶよう心がけてください。
4.大騒ぎして暴れる
葬儀に参列して、遺族よりも大声で泣いたり、死を受け入れられず大暴れするなどの暴挙に出てしまうのは絶対NG!しめやかに執り行われるはずの葬儀が、台無しになってしまいます。
5.飲酒して参列する
葬儀に関わらず、どんな場でも飲酒後に参加するのはとても非常識な行動です。お酒の強さに関わらず、飲酒後はアルコール臭がするので周囲の人に迷惑が掛かります。泥酔状態となると、取り返しのつかない行動や言動を取ってしまうかもしれません。
お葬式で守るべき正しいマナー
お葬式で守るべきマナーは、以下のようになります。
- 喪服での参加
- 派手すぎないファッション
- 故人との間柄を考慮した香典を包み、持参する
- 私語は慎む
- 子どもが騒がないよう配慮する
- 言葉選びは慎重に行う
お葬式に参列するときは、遺族や故人に失礼のないふるまいをすべきです。
まとめ
お葬式で守るべきマナーと、やってはいけないタブーは、できるだけ早い段階で把握しておきましょう。