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砂糖には中毒性がある
ケーキやドーナツ、チョコレートなど甘くて美味しいお菓子類は、食べると幸せな気分になりますよね。しかし、お菓子に使われている「砂糖」には、お酒と同じように中毒性があり「マイルドドラッグ」とも呼ばれています。
砂糖中毒になると常に体が甘いものを欲してしまい、イライラしやすくなったり疲れやすくなったりします。甘いものを食べることで気持ちは落ち着きますが、砂糖を摂りすぎてしまい体には様々な悪影響を及ぼすのです。
砂糖中毒の症状
砂糖中毒になると、どのような症状が現れるのでしょうか。
- イライラしやすくなる
- 疲れやすくなる
- 落ち込みやすくなる
- 頭痛がする
- 集中力がなくなる
- 手足の冷え
といった症状が現れます。
常にチョコレートやアメといったお菓子を持ち歩いている方は注意が必要です。甘いものを食べることで、一時的にイライラが収まることはあります。しかし、砂糖を過剰摂取し続ける限りイライラしやすい体質から抜け出せなくなるのです。
砂糖中毒を放置しておくと、様々な病気の可能性が高まります。
- 肥満
- 糖尿病
- うつ
- 肝機能障害
- 動脈硬化
といった病気にも繋がります。体だけでなく、精神的にも影響を及ぼしてしまう危険性があるので、砂糖の取りすぎには注意しましょう。
砂糖中毒から抜け出すには
砂糖中毒はお菓子を食べる人に起こりやすいと思われがちですが、実はそうではありません。砂糖が含まれているジュースや缶コーヒー、パンや調味料など、お菓子以外のものにも大量に砂糖が使われている食材があります。
食事から完全に糖質を抜くのは難しいですし、急にやめてしまうと反動で更に大量摂取してしまう危険性もあります。少しずつ量を減らし、一日に必要な糖質を摂取できるようにコントロールしていきましょう。
ビタミン・ミネラルを摂取する
ビタミンとミネラルを積極的に摂取することで、足りない栄養素を補うことができます。特にビタミンB群とミネラルを摂取することで、砂糖を欲しがりにくくなります。
さつまいもや栗を食べる
甘いものがどうしても食べたいときは、砂糖を使ったお菓子ではなく、さつまいもや栗を食べるようにしましょう。飲み物やヨーグルトにはちみつを入れるのもおすすめです。お腹にも溜まりやすいのでおやつに取り入れるといいでしょう。ただし、食べすぎには要注意です。
疲れを感じたら休む
体が疲れたと感じたときは、食べるよりも休むほうを大切にしましょう。デスクワークなどで脳が疲れているときは、散歩やジョギングなど軽めの運動を取り入れるのも効果的です。また、体を動かすことで食欲を軽減させることもできるので試してみてください。
最後に
手軽に食べられて、幸せな気分になれる甘いお菓子。美味しいからと日常的に食べすぎることで、恐ろしい病気に繋がってしまう危険性もあります。しかし、砂糖自体が危険な食べ物というわけではありません。どの食材にも言えることですが、食べる量に気を付ければ、健康を損なわず美味しく食べることができます。
ストレスを感じるとつい甘いものが食べたくなってしまいますが、砂糖以外でストレスを発散する方法を探しておくことも大切です。一時的な快楽で食べるのではなく、健康な体で適度に楽しむようにしましょう!