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温泉の入り方によって、周囲の人に迷惑をかけているかも!
温泉は、日本人の心であり、癒し効果抜群!旅行に行ったら温泉付きの旅館を選んで泊まるという人も、少なくありません。日帰り温泉などに出向く人も、いるでしょう。
日頃の疲れを癒す場だからこそ、温泉の入り方には注意が必要です。今回は、少しコアな情報をまとめました!
実はあまり知られていない『正しい温泉の入り方』5つ!
あまり意識していない、でも重要なポイントとなる温泉の入り方をまとめました。
1.大衆温泉に行ったら、常連さんに挨拶する
地元に根付いている大衆温泉に入るときは、常連さんにあいさつをしましょう。どの人が常連かよくわからないという場合は、すれ違う人に挨拶をしていくのがよいです。
常連さんにとっては毎日通いなれている場所なので、観光の人は心のどこかで外から来ている人という意識を持ちやすいもの。気持ちよく挨拶することで、相手が警戒心を解くきっかけになります。たとえ挨拶を返してくれなかったとしても、気にせず挨拶しましょう!
2.お湯が出ている付け根には入らない
お湯が出ている付け根は、湯口と呼ばれている場所です。湯口の近くに、いきなり入ってしまうのはNG。
- お湯が思いのほか熱い可能性がある
- ほかの人も同じ温泉に入るので、湯口に人が入ると不快な思いをしやすい
湯口は温泉の中でも特別な場所なので、だれか入っているからといって最初から湯口に入るとマナー違反になります。
3.熱いからといって、当たり前のように水を入れるのはNG
温泉は、種類にもよりますが熱めの温度であることが圧倒的に多いです。子どもがいる場合は、事情を周囲の人に話して、許可が出たら湯船に水を入れましょう。熱い温泉を楽しみにしている人もいるので、無断で水を入れてしまうのはマナー違反です。
4.どんな温泉でも飲んでいいわけではない
温泉を飲むことを、飲泉といいます。いろいろな効能が温泉ごとにあると同時に、成分が体に合わないこともあるので要注意!「温泉=体によい」と思い込んでしまうと、温泉を飲んだことが原因で体調不良になってしまう可能性があります。
また、子どもが飲泉を行うのもNG。飲泉は、15歳以上になってからにしましょう。
5.湯船に浸かって、顔を洗うのはNG
温泉に入ったら、熱いお湯でバシャバシャ顔を洗いたくなる人もいることでしょう。しかし、湯船に浸かって顔を洗うのはマナー違反!
よだれや鼻水が出ていないからよい、というわけではありません。温泉はいろいろな人が利用しているので、100%安全とは言い切れず、体内に温泉のお湯が入ったら体調を壊す恐れがあります。いろいろなことを考慮すると、温泉の湯船で顔は洗わないほうがよいのです。
周囲に迷惑をかけない温泉の入り方
周囲の人に迷惑をかけない温泉の楽しみ方は、以下の通りです。
- 脱衣所を含めて温泉施設では走らない・騒がない
- 温泉施設は不特定多数が使う場所であることを把握し、お湯を汚さないよう注意する
- お湯をむやみに飲まない、口をゆすがない
- 入浴後、脱衣所に行く前にしっかりと体を拭く
温泉を楽しむときは、基本的な入浴時のマナーに加え、いろいろな人が使い場所であるということを意識すべきです。
まとめ
温泉に入るときは、いろいろなマナーが存在しています。温泉特有のマナーを把握し、一緒に温泉に入っている人に迷惑をかけないよう注意してくださいね。