目次
野菜のアク抜き、しないとどうなる?
野菜のアク抜き、急いでいるときは省きたくなりますよね。しかし、アク抜きをさぼってしまうと、以下のことが起きてしまうかもしれません。
- 味が落ちてしまう…えぐみや苦みが出やすい
- 料理の見た目が悪くなってしまう
- 体調不良を起こす可能性がある
野菜のアク抜きをさぼってしまうと、思いがけないアクシデントが起きやすくなるので注意しましょう。
『アク抜きが必要な野菜』5選!
アク抜きが必要な野菜は、以下のものがあります。
1.なす
なすのアク抜きをさぼってしまうと、以下のようなことが起きやすいです。
- 切り口が変色しやすい
- 渋みが出るので、料理の仕上がりが悪くなる
切り口が変色してしまうと、見た目が悪くなるので料理の仕上がりに影響を及ぼしてしまいます。味も想定しているものとは異なる可能性があるので、アク抜き必須!しかし、アク抜きは必要ないなすもあります。
2.たけのこ
たけのこのアクに抜きをしなければ、以下のことが起きやすくなります。
- 渋みやえぐみが出る…舌にまとわりつき、不快な味付けがなかなか舌からとれない
- カルシウムの吸収を妨げてしまう可能性がある…尿路結石などの健康状態に不調に陥るかも
過剰摂取しなければ、病気になることは非常に少ないです。食べる量に注意し、しっかりとアク抜きをして食べるようにしましょう。
3.山菜
山菜の中でも、アク抜きが必要なものは以下のものがあります。
- ぜんまい
- わらび
同じ方法でアク抜きできるので、一緒にアクを抜いておいしく山菜を楽しみましょう。
4.根菜類
根菜類も、アク抜きは必要なものがあります。
- ごぼう
- れんこん
- じゃがいも
- 大根
ごぼうとれんこんは、同じ方法でアク抜きできます。
5.ほうれん草
ほうれん草のアク抜きは、料理を始めた人が早い段階で直面しやすい一つのステップです。
- 苦みが出る
- えぐみが出る
ほうれん草はいろいろな料理に使用する野菜なので、アク抜きはできるようにしておいて損はありません。
正しいアク抜き方法
上記で紹介した野菜の、正しいアク抜き方法は以下の通りです。
- なす…切ったと、10分ほど水に浸ける
- たけのこ…穂先を5cmほど切り、根本と先端に2cmほどの切り込みを入れ、鍋にたけのこ・たけのこが被るほどの水・一握りの米ぬか・鷹の爪を入れて沸騰させる。たけのこが浮かび上がらないよう小さめのふたなどをかぶせ、弱火にして1時間ほど煮込む。
- わらび・ぜんまい…大きめの鍋にたっぷりの水を沸かして、水1ℓに対して小麦粉大さじ4+塩小さじ1を加える。3分弱火で湯で、冷水で10分冷ます。
- ごぼう・れんこん…水500ml+酢小さじ1の酢水に浸ける
- じゃがいも…水に10分ほどつける
- 大根…お米のとぎ汁で煮る
- ほうれん草…熱湯で、さっと茹でる
野菜のアク抜きは、決して難しいステップではありません。普段使いするものは、アク抜きができっようになっておきましょう。冷凍野菜はアク抜き不要なので、うまく使い分けながら料理するのがおすすめです。
まとめ
野菜のアク抜きは、野菜を扱うときに絶対に身につけておきたいスキル!ほうれん草や大根など、使用頻度が高いものが、ぜひアク抜きの方法を知っておきましょう。