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お風呂のシャワー出しっぱなしは光熱費高額の原因に!
お風呂のシャワーを使っている時、ついお湯を止めるのが面倒に感じたり、寒さを緩和させるために出しっぱなしにしていませんか。実は、シャワーを使っている間、ずっと出しっぱなしにしていると、水道代が想像以上に高くついてしまうのです!
また、水道代だけではありません。お風呂のシャワーを使う際は、水だけでなくガスや電気も使用するため、光熱費全体が上がってしまいます。
近年、水道代やガス代、電気代など生活に直結する部分の価格が上昇しています。少しでも節約するために、シャワーの出しっぱなしには気をつけましょう。
お風呂のシャワーを出しっぱなし…水道代はいくらになる?
では、お風呂のシャワーを出しっぱなしにしていると、水道代はいくらになってしまうのでしょうか。日本人は、平均すると10〜20分ほどシャワーに時間がかかっているといわれているので、平均的な15分を目安に見ていきましょう。
シャワーは1分で約2.88円の水道代がかかる
シャワーは1分使うと、水道代が約2.88円かかると言われています。そのため、頭や顔、体を洗う約15分間、常にシャワーを出しっぱなしにしている場合、1人1回使用につき約43.2円かかることになります。
家族が4人家族であれば、その分、シャワーにかかる水道代が増えます。水道代43.2円を4回分使うことで、1日で約172.8円かかることになるのです。
これを毎日1ヶ月続けた場合、4人家族の世帯では、トータルで約5200円の水道代がシャワーだけでかかることになります。朝シャワーを使ったり、洗面台やシンクなどで水道を使うことを考えると、1ヶ月の水道代はより高くなることが想定されるでしょう。
40℃のシャワーを1分使うと約5.8円のガス代がかかる
シャワーにかかるお金は水道代だけではありません。一般的な家庭では、ガスを使用してお湯を沸かしているため、シャワーにかかるガス代も確認してみましょう。
冬になるとシャワーの温度を40℃設定にしているご家庭が増えます。40℃に設定しているシャワーの場合、1分間使うと約5.8円のガス代がかかるといわれています。
もしも15分間、シャワーを出しっぱなしにしている場合、この間にお湯を沸かし続けていることになるので、単純計算で87円のガス代がかかることになります。
1ヶ月間、このような生活をした場合、単身世帯ならば約2600円、2人暮らしならば約5200円、ファミリー世帯ではシャワーだけで1万円以上のガス代がかかることになるのです。
オール電化の場合は1分で約1.8〜2.8円の電気代がかかる
オール電化のご家庭の場合は、シャワーのお湯を沸かすために電気を消費します。電気温水器とエコキュートで電気代が異なりますが、シャワー1分間で約1.8〜2.8円の電気代がかかるといわれています。
間をとって、シャワー1分に対して約2.3円の電気代がかかっていると考えましょう。すると、15分間シャワーを出しっぱなしにした場合、約34.5円の電気代がかかることになります。
1ヶ月にかかる電気代を試算する場合、こちらももちろん単身世帯ならば掛ける30日分が、2人暮らし世帯ならば人数分掛ける30日分が、と世帯人数によって大幅に金額が上昇します。
水道代節約のためシャワーの締め忘れを防止する対策は?
水道代節約のためにも、シャワーを出しっぱなしにせず、使用していない時は短時間でもお湯を止めることが大切です。では、水道代節約のためにシャワーの締め忘れを防止する対策として、どのような方法があるのでしょうか。
- 手元に止水スイッチを取り付ける
- オートストップ機能を搭載する
- タイマーをセットして時間で止水することを意識させる
以上のような対策が効果的です。最もオススメの方法は、手元に止水スイッチを取り付けたり、止水スイッチが搭載されているシャワーヘッドに取り替えるという方法がオススメです。
金銭的に余裕がある方は、シャワーそのものにオートストップ機能を搭載するという方法もあります。他にも原子的な方法として、防水タイマーをお風呂に持ち込み、時間で止水することを意識させるという対策も1つです。
ご家庭の状況に合わせてシャワーの締め忘れを防止する対策を実践してみましょう。
シャワーは出しっぱなしにせず節水を意識して
いかがでしたか。シャワーは出しっぱしにしてしまうと、出した分だけ水道代が多くかかってしまいます。シャワーを出しっぱなしにしないように、ご家庭にあった方法でシャワーの締め忘れを防止する対策を実践してみましょう。