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冷蔵庫の中の状態、どうなっていると節約できるの?
冷蔵庫は、食材を保管しておくためになくてはならないものです。庫内の食材は一定の温度で保存するため、温度を保つために常に電気を消費し続けています。
そこで気になるのが、冷蔵庫の中の状態!ものをあまり入れない「スカスカ」状態がよいのか、はたまたものをたくさん詰め込んだ「パンパン」状態がよいのかをまとめました。
冷蔵庫は「スカスカ」「パンパン」どっちの電気代が安い?
冷蔵庫の状態がどのような状態だったら節電しやすくなるのか、気になる情報をまとめました。
冷蔵室は「スカスカ」
冷蔵室は、ものを入れすぎないよう注意しましょう。節電のことを考えると、「スカスカ」に近い状態をキープするのがおすすめです。
- 冷気が充満しやすくなる
- 温度を一定に保ちやすくなる
- 大きなものは、吹き出し口に設置しない…庫内全体がスカスカでも鉄則
空気の通りがよく、温度が安定しやすくなります。また、冷蔵室の見渡しがよいと、食品ロスを防ぎやすくなるので、電気代だけでなく食費の節約にもつながります。食べ残しの見落としや、食材からこぼれた汁の放置防止にもつながり、冷蔵庫そのものの寿命も伸ばしやすくなりますよ。
冷凍室は「パンパン」
冷凍室は、冷蔵室とは真逆の詰め方をすると、電気代の節約につながります。
- 食品同士が冷やしあって、保冷剤のような役割になるため、温度が安定しやすい
- 整理整頓しておくことで、さらに詰め込みやすくなり、取り出しやすくなる
冷凍庫で食材を保存するときに注意したいのが、冷凍焼けによる劣化と、食材の長期保存です。開封した食品をそのまま冷凍庫で保存していると、食品の水分が抜けて冷凍焼けを起こす可能性が高まります。
また、食材が長期保存可能になる反面、いつまでも食材を使い切らずに保存してしまうと、劣化して食べられなくなってしまうことがあります。
冷蔵庫の電気代を節約するコツ
冷蔵庫全体の電気代を節約するためには、以下のことを実践してみましょう。
- 冷蔵庫を無駄に開け閉めしない…必要最低限の回数に限定する
- 冷蔵庫や冷凍室を開ける時間を、できるだけ短くする…冷気が逃げるのを防ぐため
- 15年以上使用しているものは、新調するのがおすすめ…電気消費量が上がってくるため
- 設定温度を一段階下げる
- 温度が高いものを庫内に入れない…冷蔵庫内の温度を変化させないため
- 冷蔵庫を壁から離して設置する…熱がこもらないようにすると、節電につながる
- 冷蔵庫の上にものを置かない…熱がこもる原因につながる
冷蔵室や冷凍室に限らず、冷蔵庫全体の正しい取り扱い方を把握することで、節電につながります。賢く冷蔵庫を使いこなしましょう!
まとめ
冷蔵庫は、使い方次第で節電できる家電です。正しい使用方法を身に着けて、節電しつつ長く冷蔵庫を使用しましょう。