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U-NEXTは、日本国内でもトップクラスの配信数を誇る映像コンテンツ配信サービスです。
国内・海外のドラマやアニメ、映画を視聴できるだけでなく電子書籍も読むことが可能です。無料お試し期間も用意されているので手軽に試しやすいのも魅力のひとつでしょう。
そんなU-NEXTにはアカウント共有機能が搭載されています。今回はU-NEXTのアカウント共有に関して、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。
U-NEXTの共有とは?
出典:U-NEXT
U-NEXTにおける共有とは、「U-NEXTファミリーアカウント」を作成することで複数の子アカウントを作成し、それぞれでU-NEXTを楽しめるようになる機能です。
ファミリーアカウントで作れる子アカウントは最大3つまで。ひとり分の月額料金で合計4アカウントを作成し、それぞれU-NEXTを視聴できます。コンテンツ豊富なU-NEXTをひとり分の料金で家族分も共有できることから、コスパが良く人気も高いです。
U-NEXTではアカウント共有しても視聴履歴やマイリストなどプライバシーにかかわる内容は共有されません。家族間であっても見ているコンテンツは秘密にしたいという方にとって使い勝手がいいです。
ただし、U-NEXT共有にも注意点があり、何でもできるという訳ではありません。
U-NEXTを共有するメリット
優れた映像コンテンツ配信サービスであるU-NEXTをアカウント間で共有し合うことにはメリットがたくさんあります。
ここではU-NEXTファミリーアカウントを作成し共有し合うことのメリットについて解説します。
コスパがいい
U-NEXTのファミリーアカウントを作成し共有する最大のメリットは、ひとりぶんの月額料金で最大4アカウントがU-NEXTを利用できるようになるという点です。
U-NEXTファミリーアカウントで作成できる子アカウントは最大で3つまで。親アカウントを含めると4人分利用できるということ。ドラマやアニメ、映画などのコンテンツだけでなくマンガや小説などの電子書籍も共有できます。
またU-NEXTファミリーアカウントと連携した子アカウントは、親アカウントが購入した有料コンテンツも共有できます。同じ作品を同時に視聴することはできませんが、U-NEXT自体は、別々のデバイスで同時利用が可能です。
個別に料金を支払わなくてもよくなるため、家族が利用するならコスパが優れたコンテンツ配信サービスといえるでしょう。
動画や漫画を共有できる
前述でも少し触れた通り、U-NEXTで共有できるのは映像コンテンツだけではありません。
マンガや雑誌、ライトノベル・小説なども子アカウントで読むことが可能です。有料コンテンツであっても親アカウントで購入されていれば、映像、書籍どちらも子アカウントで同じように読めます。
電子書籍の場合、そのままでは親アカウントが購入した作品は子アカウントのマイページ購入済みに表示されません。子アカウントで親アカウントが購入した電子書籍を共有するには、購読した電子書籍を検索・選択し作品をタップするだけでOKです。
この操作後、子アカウントのマイページ購入済みにも、電子書籍が表示されます。また子アカウントに購入制限が設定されていると、無料購読できる書籍も視聴できない点にはご注意ください。
ポイントを共有できる
U-NEXTファミリーアカウント共有で連動したアカウントは有料コンテンツ購入で使えるポイントもシェアし合えます。親アカウントが保有しているポイントを子アカウントも利用できるため、ポイントを有効活用できます。
ただし、家族・お子さんが勝手にポイントを使ってしまうのは避けたいというご家庭もいらっしゃるはず。そうしたご家庭向けにU-NEXTでは初期設定として子アカウントのポイントを含めたコンテンツ購入が制限されています。
子アカウントの購入制限の設定は親アカウントの「ファミリーアカウント編集」から行えます。ただし、U-NEXTアプリからでは設定できないため、ブラウザ版U-NEXTで設定を変更しなければいけません。
子アカウントに購入制限をかけられる
U-NEXTでは、共有した子アカウントに対して購入制限を施せます。
購入制限を子アカウントにかけることで。アカウント共有しているご家庭のお子さんが親に黙って有料コンテンツを購入してしまうことを防止できます。
共有している子アカウントの制限には、完全に子アカウントでの購入を制限する方法とポイント購入のみ許可する二パターン存在します。U-NEXTのアカウントを共有したときの初期設定では、子アカウントは有料コンテンツを購入できない設定となっています。
購入制限を緩めたい場合は上記で触れた通り、ブラウザ版U-NEXTにログインし、「ファミリーアカウント編集」から設定し直す必要があります。
U-NEXTファミリーアカウントで共有できる項目
U-NEXTのファミリーアカウントと連動させたい子アカウントを作成・共有すると様々な項目をシェアできます。
上手に活用すると、個別にU-NEXT契約するよりはるかにコスパが良くなります。
購入・レンタル作品
U-NEXTで共有したアカウントは見放題タイトルだけでなく親アカウントが購入・レンタルした有料コンテンツも視聴できます。アニメ、ドラマ、映画などの映画コンテンツ以外にマンガや雑誌、小説などの電子書籍も共有可能です。
購入・レンタルした電子書籍は自動で共有はされません。検索してコンテンツ詳細ページからアクセスすることで、子アカウントに共有が反映されます。
ただし、U-NEXTにログイン中、同じ作品をそれぞれの共有アカウントで同時視聴することはできません。もしも同時に同じ作品を視聴したい場合は、ダウンロードすることで解決します。
作品をダウンロードするときの通信量は大きいためWi-Fi環境下でダウンロードしましょう。
ポイント
U-NEXTでは親のファミリーアカウントが保有するポイントも共有されます。
デフォルトでは子アカウントのポイント消費は制限されていますが、設定を変更することで子アカウントもポイントを利用した有料コンテンツの購入が可能となります。
U-NEXTでは毎月1200ポイントが配布されます。1ポイント=1円として扱われ、有料コンテンツをレンタル・購入する際に使用できます。
ご家庭のお子さんが勝手にポイントを使わないように、子アカウントの購入を制限することも可能です。ポイントのみの購入に制限することも可能なのでご家庭の事情に合わせて子アカウントのポイント利用を調整できます。
ただし、子アカウントではポイントのチャージは行えません。アカウントのポイントを増やすには、毎月配布されるか親アカウントでチャージするかの二択になります。
U-NEXTファミリーアカウントでは視聴履歴が共有されない
映像コンテンツ配信サービスでアカウント共有する際、気になるのは視聴履歴や購入履歴、マイリストなどプライバシーに関わる項目も共有されるかどうかではないでしょうか。
U-NEXTでは親元であるファミリーアカウントと連動している子アカウントは視聴履歴や購買履歴などは共有されません。そのため家族間であっても、自分が視聴・購読したコンテンツが知られることはありません。
プライバシーが守られるため安心してアカウントを共有できます。アカウントを共有した子どもに親が視聴・購読したコンテンツを知られることはありません。
一方親のU-NEXTファミリーアカウントも子どものアカウントの視聴履歴などを把握することもできません。お子さんが、どういった作品を視聴しているかを把握することはできないので保護者が直接管理する必要があります。
とはいってもU-NEXTでは子アカウントのR18・アダルト作品の視聴・購入が制限されています。お子さんへの悪影響が懸念される作品は視聴できないため、そこまで心配する必要はありません。
U-NEXTファミリーアカウント共有方法
出典:U-NEXT
U-NEXTファミリーアカウントの共有方法は簡単です。特別難しい操作や設定を施さなくてもU-NEXTファミリーアカウントから子アカウントを作成・連携させられます。
ここではU-NEXTファミリーアカウントから子アカウントを作成する方法・連携を解除する方法を解説します。
ファミリーアカウント登録方法
U-NEXTでアカウントを共有するには、まず親元であるファミリーアカウントを作成する必要があります。ここではファミリーアカウント(U-NEXTアカウント)の登録方法を解説します。
- U-NEXTの公式サイトに移動します。
- 31日間無料を選択します。
- 氏名、性別、年齢、有効な電話番号・メールアドレスなど個人情報を入力します。
- 決済方法を入力します。U-NEXTではクレジットカード、楽天ペイ、キャリア決済が利用できます。
- 入力を確認した後、利用開始を選択して完了です。
余談ですが、U-NEXTは最初の31日間月額料金が発生しません。無料期間中もアカウント共有は可能で視聴制限などもないためお得にサービスを試せます。
子アカウント追加方法
U-NEXTでアカウントを作成した後、ファミリーアカウント設定に移動します。親元のアカウントを作成したとき表示される画面からも案内はありますが、マイページのアカウント・契約からも設定できます。
- 画面右上のメニューからマイページを選択し、「アカウント・契約」に進みます。
- ファミリーアカウントの招待を選択します。
- ファミリーアカウント一覧から未登録の枠を選択します。
- 招待ボタンを選択すると招待用リンクを送信できます。Lineやメールなどの方法でリンクを相手に送ります。
- 送り先のデバイスで招待リンクをクリックし、有効なメールアドレスとパスワードを入力します。このときのメールアドレスは親アカウントや他の子アカウントとは別々でなければいけませんのでご注意ください。
- 最後にアカウント作成するで連携完了です。
ファミリーアカウント削除方法
ファミリーアカウントと連携した子アカウントの削除も簡単に行えます。ただし、子アカウントの削除は親元のアカウントからしか行えず、アプリではなくブラウザから操作する必要があります。
- 親元のアカウントでブラウザ版U-NEXTにログインします。
- マイページのファミリーアカウントに移動します。
- 削除したいアカウントを選択します。
- 子アカウント設定を選択します。
- 画面下にある「子アカウントの削除」を選択します。
- ファミリーアカウントの削除という画面に移動するので、さらに「削除」を選択します。
- 最終確認が表示されるので「はい」を選択すれば子アカウントの削除が完了します。
U-NEXTファミリーアカウントの注意点
便利でコスパがいいU-NEXTのファミリーアカウント共有ですが、当然デメリットや注意点も存在します。ここではファミリーアカウントを利用する上での注意点について解説します。
親アカウントを削除すると子アカウントも消える
U-NEXTのファミリーアカウントでは基本的に親元のアカウントに子アカウントたちが連動している形となります。そのため、もしも親アカウントがU-NEXTを退会・アカウント削除すると連携している子アカウントもU-NEXTを利用できなくなります。
子アカウントの削除と混同して削除しないようアカウント関係は明確に把握しておきましょう。
同じ作品の同時視聴は不可
U-NEXTではファミリーアカウント連携をすることで子アカウントも映像コンテンツや親アカウントが購入した作品を視聴できます。同じ作品を複数のアカウントで同時視聴することはできないのでご注意ください。
ただし、作品をダウンロードすることで同時視聴は可能となります。U-NEXTコンテンツのひとつであるNHKオンデマンドも同時視聴は不可です。
友達同士はファミリーアカウントを登録できない
U-NEXTでは親アカウントに対して3つの子アカウントを連携させ、コンテンツを共有することが可能です。ただし、この共有範囲は家族間限定とU-NEXTは定めています。
そのため、家族以外の友達・知人の持つファミリーアカウントで子アカウントを共有させることはできませんのでご注意ください。
万が一、家族以外の方とファミリーアカウントを共有していることがU-NEXT側に発覚した場合は規約違反として何らかのペナルティが課される恐れもあります。
U-NEXT共有は便利でコスパがいい反面、シェアし合える範囲が家族間と限定的であることは頭に入れておきましょう。
子アカウントはR18作品を視聴できない
U-NEXTで連携した子アカウントはR18指定の作品、アダルト作品など一部のコンテンツを視聴できません。
保護者にとってみれば子供に悪影響があるコンテンツが排除されるため安心できる要素でメリットとなりますが、成人しておりそうしたコンテンツ視聴に支障がない方にとっては不便に感じるかもしれません。
U-NEXTでR18作品を楽しみたいのであれば、ファミリーアカウント共有ではなく個別にアカウント契約する必要があります。
U-NEXT共有のよくある質問
Q.ファミリーアカウントを登録できないときは?
A.入力項目に不備がないかを確認しましょう。
メールアドレスが利用できませんと表示されるときは、既に登録済みの可能性もあります。どうしても分からないときはサポートに問い合わせましょう。
Q.ファミリーアカウントにログインできないときは?
A.IDもしくはパスワードが間違っている可能性があります。
登録メールアドレスが分かっていればパスワードの再発行は可能です。
Q.ファミリーアカウントでもダウンロードできる?
A.子アカウントでもダウンロード可能です。
Q.無料お試し期間中でも共有できる?
A.無料お試し期間中でもファミリーアカウント共有は可能です。
まとめ
出典:U-NEXT
今回はU-NEXTのファミリーアカウント共有について解説しました。
U-NEXTは月額料金がやや高めですがファミリーアカウント共有を上手に活用することでコスパがいい配信サービスへと変身します。家族間での共有と限定的ですが、視聴できるコンテンツも豊富で映像以外に電子書籍も楽しめます。
この機会にU-NEXTのファミリーアカウント共有を試してみてはいかがでしょうか。