知らないと恥ずかしい!ベルマークの役割とは?

小学校などで集めているベルマークは様々な商品についています。PTAなどで関わることも多いベルマークですが、そもそもどういった役割・仕組みなのかを正しく理解せず集めている方もいるはず。

今回は知らないと恥ずかしいベルマークの役割と仕組みについて解説します。

そもそもベルマークとは

ベルマークとは、教材や設備など子どもの教育のために必要な物を支援するための運動です。提携企業の商品に付いているベルマークを集め財団に送ることで学校ごとに「ベルマーク預金」が貯まっていきます。貯めたベルマーク預金は学校教育に必要な備品や設備購入に利用できます。

ベルマーク運動は教育現場に物品が不足していた1960年から続いている運動です。いまの子育て世代が学校に通っていた頃よりも、さらに昔から行われています。参加できるのは小学校や中学校など教育に関わる機関のみ。個人では参加できませんが、集めたベルマークを最寄りの学校などに寄付することは可能です。

ベルマークに関わる会社は協力会社と協賛会社の2種類存在します。協力会社とは集めたベルマーク預金で教材や設備を購入できる会社。協賛会社は販売している商品にベルマークをつけている会社です。

何に付いている?

ベルマークは協賛企業が販売している様々な商品に付いています。

協賛会社には名立たる大手企業も参加しており、ノートなど勉強に使う道具やニッスイやキユーピー、森永製菓などから冷凍食品、マヨネーズ、お菓子にベルマークが付けられています。その他にもヤマハのソプラノリコーダー、エプソンのインクトナーなどの商品にも付いており、その種類は多彩。中には保険証券に付いていることも。

商品の種類や価格によってベルマークの点数も違ってきます。高額商品ほどベルマークの点数も高くなる傾向にあるので、高い買い物をするときはベルマークの有無をチェックするのもオススメです。

ベルマーク預金で購入できる物

貯めたベルマーク預金では子どもの教育に必要な学校設備・備品を購入できます。具体的にはAEDやピアノ、黒板拭きクリーナーなどの高額商品からスポーツに使うボールなどが挙げられます。

ベルマーク預金で商品を購入したとき、代金の10%がベルマーク財団に寄付され、国内外の教育援助・支援に活用されます。学校の備品をベルマークで購入することは、開発途上国の子どもたちを応援することにも繋がります。

まとめ

ベルマークは全国各地の小学校・中学校など教育機関が参加しています。意外にも大学や公民館も関わっています。60年以上前から続いており、全国的に拡がっているベルマーク運動。この機会に身の回りのベルマークを探してみてはいかがでしょうか。

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