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梅干しの賞味期限の目安
梅干しは保存食というイメージが強く、長持ちすると思っている人が多いのではないでしょうか?たしかに自家製の塩分濃いめで清潔な容器で漬けこんだ梅であれば、賞味期限は長いことが多いです。しかし、市販のものやはちみつ漬けにしたものは、賞味期限が短めなので要注意!
- 市販の梅干し…3か月~半年
- はちみつ漬け…1か月ほど
塩分濃度が低い梅干しほど、長持ちしにくいです。
梅干しを食べてはいけない3つのサイン
劣化が進み、食べるべきではない状態になっている梅干しは、以下のような特徴が出ています。
1.見た目が変化している
梅干しの外見に、下記のような変化がみられるときは要注意!
- 黒っぽくなっている
- 茶色っぽくなっている
- 触れるだけで、実がボロボロと崩れる
- 触れていないのに実がバラバラになっている
- 白っぽい繊維質のものが、表面に付着している…カビの可能性大!
外見の変化は、見てすぐに察知できます。購入して時間が経っているものや、自家製のものは、食べる前に外見の変化がないかを十分観察しましょう。
2.香りが変化する
梅干し特有の酸味のある香りではなく、どことなく腐敗臭のようなにおいがするときは要注意!梅干しとは異なる香りがするときは、傷んでいる可能性が高いです。腐敗臭だけでなく、梅干しの香りを確認したときに危険かもと感じるニオイがしたら、食べない方が無難。
3.酸味以外の味がする
梅干し本来の酸味ではない味がするときは、腐敗している可能性が高いです。
- 舌がピリピリする
- なんともいえない苦み
- えぐみのようなものを感じる
苦みやえぐみは、傷んでいる食べ物に見られやすい味の変化です。それを無視して食べてしまうと、体調不良を招く可能性が高くなります。
また、舌がピリピリする感覚も、劣化している食材に見られやすい変化。梅干しは舌がピリピリするような成分を含んでいないので、このような変化があったときは食べるべきではありません。
梅干しの正しい管理方法
梅干しの正しい保存方法は、以下の通りです。
- 除菌済みの、清潔な容器に入れる
- 基本は冷蔵保存…塩分濃度が20%以上のものは、冷暗所での保存が可能
塩分濃度がよくわからないのであれば、冷蔵保存しておく方が無難。また、直箸で取った梅干しを、容器に戻してしまうと、箸に付着していた細菌が梅干しで繁殖してしまう可能性があるので、劣化を早めてしまうかもしれません。
他の食材よりも塩分濃度が高いといっても、適切でない環境で管理していない傷んでしまいます。迷ったら冷蔵保存!自家製のものでも、不安を感じたら冷蔵保存するのがよいでしょう。
まとめ
梅干しは長期間保存できるイメージが強い食材ですが、塩分濃度によって賞味期限にはばらつきがあります。自宅にある梅干しの塩分濃度を正しく把握し、梅干しが劣化しにくい場所で管理しましょう。