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年々電気代が高騰…電気代が上がる習慣は見直して!
2023年も電気代が高騰することが予測されています。年々高くなる電気代に、日本中のご家庭から悲鳴が上がっていますが、賃金が上がるという予測はされておらず、ただただ家計へのダメージが大きくなっているのが現状です。
この現状では、各ご家庭で電気代がなるべく上がらないよう、できる対策を行ったり、日頃の生活習慣を見直すことで電気代を抑える方法を模索するしかありません。
「塵も積もれば山となる」という諺があるように、些細な日常の行動が高額な電気代の原因となっていることもあるので、今一度、ご家庭の電気の使い方を見直してみましょう。
意外と電気代がかかっている「間違い行動」5選
皆さんは日頃から電気の使い方で意識しているポイントはありますか。ここでは、意外と電気代がかかっている間違い行動を紹介するので、当てはまる習慣が1つでもある方は見直してみましょう。
1.スイッチや電源をつけっぱなしにする
ついリビングにある照明を全部つけっぱなしにしてしまったり、家電製品の電源をつけっぱなしにしてしまうという人は意外と多いでしょう。
しかし、1回1回の消し忘れは大した額にならなくても、それが1ヶ月、1年ともなると高額な電気代につながることがあります。
照明器具は、基本的に必要な箇所だけスイッチをつけるようにし、使っていない時は照明を切るようにしましょう。家電製品も使っていない間は電源をつけっぱなしにせず、その幾度、OFFにするように気をつけてください。
2.使っていない機器のコンセントを挿しっぱなし
使っていない家電製品や機器のコンセントをコンセント穴に挿しっぱなしにしている人は多いですよね。しかし、コンセントを挿しっぱなしにしていると、待機電力が発生し、使っていない電気を消耗することになります。
家電製品や機器を使っていないのに電気代がかかるなんて、とてももったいないですよね。電気代節約の大敵です。使っていない機器のコンセントは必ず抜くようにし、待機電力を発生させないよう注意しましょう。
3.こまめにエアコンをつけたり消したりする
良かれと思って部屋を離れるたび、エアコンをつけたり消したりしていませんか。長時間外出する場合は、エアコンの電源をOFFにするべきですが、1〜2時間の場合は、エアコンをつけっぱなしにした方が電気代が安く済むことが多いです。
エアコンで最も電気代がかかるタイミングは、室温をエアコンの設定温度まで到達させる間です。たった1時間ほどの外出でエアコンを切ってしまうと、1時間の間に部屋が元の室温に戻ってしまうため、帰宅後、再びエアコンを使用する際に大稼働しなければいけなくなるのです。
4.家電製品のお手入れを怠る
家電製品は、基本的に推奨されている頻度でお手入れすることが重要です。お手入れを怠ると稼働効率が悪くなるため、その分、家電製品が頑張って働こうと余計に電力を消耗してしまい、電気代高騰につながります。
エアコンであれば頻繁にフィルター掃除を行ったり、電子レンジは1週間に1度を目安に内部を掃除したり、冷蔵庫内も頻繁に整理整頓するなど、家電製品が少ない電力でしっかり稼働できるようお手入れしましょう。
5.ドアや窓を開けっぱなしにする
エアコンや暖房機器を使っている場合、ドアや窓を開けっぱなしにする習慣は電気代を高くしてしまう大きな原因となります。
換気のためにドアや窓を開けることは大切ですが、エアコンや暖房機器を使っている時まで開けっぱなしにしていると、せっかく流し込んだ温風や冷風が部屋を効率良く循環することができず、いつまで経っても快適な室温に到達しません。
すると、それを感知したエアコンや暖房機器は、よりパワーを上げて室内の温度を設定温度へと近づけようとするため、余計に電気代がかかってしまうのです。
電気代が高くならないために気を付けるべきポイント
少しでも電気代を抑えるためには、節約方法と共に電気代を抑えるポイントを意識することが大切です。以下のポイントに気を付けて、余計な電気代が嵩まないよう習慣化しましょう。
- 不要な電気のスイッチはこまめに切る
- 使っていない家電機器の電源はOFFにする
- 使っていない家電のコンセントを抜く
- エアコンは「自動運転」で状況に応じて適切な使い方をする
- 暖房家電やエアコン稼働時は扉や窓を閉め切る
- 家電製品は定期的にお手入れや掃除を行う
ほんの些細な行動ですが、これらを日常的に習慣化させることで、少しでも電気代を節約することにつながります。ぜひご家族で話し合い、以上のポイントを意識した生活を心がけましょう。
少しでも電気代を節約して家計への負担を減らそう
いかがでしたか。電気代高騰に嘆くご家庭は多いですが、決まってしまった以上、今は自分達ができる範囲で対策をとることが重要です。間違い行動を正し、少しでも電気代を節約して家計への負担を減らせるよう努力しましょう。