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鏡開きはいつ行うの?
鏡餅を飾ると、綺麗に仕上がっているためすぐに食べたくなる人もいるでしょう。しかし、鏡餅を食べる日は、鏡開きの日と昔から決まっています。
鏡開きは、毎年1月11日に行うのが決まりになっています。松の内が過ぎてから行うためこの日にちになっているので、地域によっては15日や20日に鏡開きを行うこともあります。住んでいる地域の習わしに従って、鏡開きを行いましょう。
お正月の餅は何日まで飾っておくべきなの?
鏡餅を飾っておく期間は、いつからいつまでなのでしょうか?飾り始める期間についても、紹介しています。
鏡餅は、いつから飾るの?
鏡餅は、12月の半ばくらいから飾るのがよいとされています。しかし、日本では12月25日にクリスマスを満喫する家庭が多いですよね。クリスマス気分のさなか鏡餅が出ていると、雰囲気のバランスが取りづらくなってしまいます。
そんなときは、12月25日以降、12月29日と31日を避けて飾りましょう。
- 29日…末尾に9がついていて「苦」を連想させるため
- 31日…一夜飾りとして縁起がよくない
上記のような理由で、上記の日にちを避けて飾るべきとされています。
鏡餅を飾っておくべき期間
鏡餅は、年神様に捧げるものとされています。そのため、年神様を迎える前の年の年末から、年神様が帰るまでの1月7日(地域によっては15日)までは下げるべきではありません。
1週間から、長くて3週間ほどの期間、鏡餅を飾り続けることになる家庭もあるのです。
鏡餅を下げる日にち
鏡餅を下げるのは、鏡開きの日とされています。そのため、11日や15日、20日に下げる家庭が多いです。カビが酷い場合などは、7日が過ぎてから下げて食べずに破棄することも選択肢に含んでおきましょう。カビが生えているお餅を食べるのは、非常に危険な行為です。
鏡餅のカビを防ぐための保存方法
鏡餅には、どうしてもカビが発生しやすくなります。カビが生えたお餅を食べてしまうと、食中毒やアレルギー症状が出ることがあるので非常に危険!カビを発生させないためには、以下のような方法があります。
- 焼酎を吹きかける…出来上がった鏡餅に、度数の高い焼酎を吹きかけ、乾燥させて積み重ねる。毎日たっぷり焼酎を吹きかけて、カビを防止する。
- わさびを使う…チューブのものでもOK!お弁当カップにわさびを出して、お餅の隣に置く(できるだけ近くに置く)。もしくは、使い捨て手袋をしてわさびをお餅にしっかり刷り込むように塗る。
非常に簡単な方法なので、一般家庭でも簡単に試せます。大切な鏡餅にカビを寄せ付けないためにも、簡単な対処方法を実践しておきましょう。
まとめ
鏡餅は、カビを発生させないように保存しましょう、そうすることで、鏡開きのときに安心して食べられます。鏡開きの日にちを把握し、美味しく鏡餅を食べましょう!