おみくじの「相場」の意味するものとは?「商い」との違いもご紹介!

おみくじの内容

おみくじに書かれている「相場」の意味をご存じですか?「相場」とは市場で取引される株や為替の相場のことですが、おみくじに書かれている言葉は独特で意味が分かりにくいですよね。たとえば「山気を出すな」とか「大利あり」など、なんとなく意味は分かりますが分かりにくいですよね。ここでは、おみくじに書かれている言葉の意味や「相場」以外の項目と意味もご紹介します。

おみくじの「相場」は何について書かれている?

おみくじ

おみくじに書かれている相場には、「株式相場」「為替相場」など投資関連の行動指標について書かれています。株や投資について、買うべきか手放すべきか、それともしばらく様子見した方がいいのか。

どのように株や投資商品を売買すれば利益が得られるか、利益が得られるタイミングや、今後どのように行動すればいいのかなど、神様からのアドバイスが書かれています。

  • 市場で取引されるその時々の商品・株式・債券・外国為替などの値段。
  • 実物・現物・直物取引ではなく、市場における価格変動によって生じる差額で利益を得ようとする投機的取引。

株や投資をやっている方や、これから始めようと思っている方は、おみくじの「相場」に書かれている意味を確認してみましょう。「相場」の言葉と意味は、この記事の「おみくじの「相場」の意味」に書かれていますので参考にしてください。

《 ポイント 》

  • おみくじに書かれている相場は「株式相場」「為替相場」について書かれている。

おみくじの「相場」の意味

FX

おみくじに書かれている相場には、「株式相場」「為替相場」について書かれています。投資における買うや売るなどの行動に対して、神様からアドバイスを授かれます。具体的にどのようなことが書かれているでしょうか?

おみくじの「相場」に書かれている言葉の意味

  • 相場:「大利(だいり)あり」
    相場で大きな利益が得られるという意味です。
  • 相場:「今こそ動かす時」
    今すぐ売れば利益が出るという意味です。
  • 相場:「思いきれ 大利あり」
    迷わず思い切って行動に起こせば大きな利益が得られるという意味です。
  • 相場:「目先を変えよ」
    目先を変えるということは、株で銘柄を変えてみた方が良いと言う意味です。
  • 相場:「山気を出すな」
    一山あてようとしてはいけないという意味です。
  • 相場:「手放せば不利」
    今売ると不利益になるので売ってはいけないという意味です。
  • 相場:「待てば利あり」
    待っていれば利益があるので待ちなさいという意味です。
  • 相場:「待て 日を選べ」
    今動きを出すのはやめて、別の良い日を選びなさいという意味です。
  • 相場:「買え 先で利あり」
    今買っておくと後々利益があるという意味です。
  • 相場:「見合わせ今が大切」
    今は行動を起こさず、今の状態を守りながら時期を待ちなさいという意味です。
  • 相場:「売り急ぐべからず」
    株を急いで売らない方が良いという意味です。
  • 相場:「無理をすると大損」
    無理の取引をすると大損する可能性があるので注意しなさいという意味です。

このように、おみくじの相場に書かれているのは、利益の有無や利益が出るタイミング、利益を出すための行動についての行動や現状などのアドバイスが書かれています。

おみくじに書かれている言葉は、独特な言い回しのため一見意味が分からないように感じますが、何を言いたいのか想像はつきますね。おみくじによって言い回しや文面は異なります。とはいえ、大まかな意味合いは同じとなります。

おみくじの相場「売れ・大利あり」とは

おみくじ相場にて売れや大利ありと書かれていた場合の意味も解説します。

まず、売れとは持っている株などの金融資産を売却することを推奨している意味合いとなります。その後ろに「大利あり」と書かれていれば、金融商品を売却することで大きな利益が狙えるということです。

とはいえ、あくまでも占いの一環ですので、お告げに金融的な根拠があるわけではありません。持っているべきか売るべきか迷っているとき、背中を押してほしいときに役立てましょう。

おみくじの相場「買え・先で利あり」とは

買えは売れの反対で、買おうと迷っている銘柄や投資商品があるのであれば今買っておくのがいいというお告げです。先で利ありとあるように、買っておけば将来的に大きな価値を持つようになるという意味となります。

気になる銘柄や金融商品がある方は、いい機会と捉え購入に踏み切るのもアリかもしれません。

おみくじの相場「山気を出すな」とは

山気とは、何か大きな事業や挑戦をして一攫千金を狙うことをいいます。おみくじの相場にて「山気を出すな」と出たら、起業する・大金を投資に費やすなど大きく行動するのは避けましょうという意味。一攫千金を狙うと、かえって損をしてしまうかもしれないという忠告です。

おみくじの相場で山気を出すなと出たら、しばらくは大きく勝負に出るのは控えた方が無難です。

おみくじの相場「目先を変えよ」とは

おみくじの相場にて「目先を変えよ」と書かれていたときは、金融商品の銘柄や投資方法の見直しなど、今とは別の視点で物事を視ることを推奨しているお告げです。おみくじにて目先を変えよと出たら、今の投資スタイルなどを見直すいい機会かもしれません。

おみくじの相場「手放せば不利」とは

手放せば不利とは、持っている投資商品・金融資産を今のタイミングで手放すべきではないという意味です。このとき資産を売ってしまうと、思わぬ損を被ってしまうかもしれません。投資・金融商品の価値が下がって焦っているとき、判断の指標として参考にするのがいいでしょう。

おみくじの相場「待て日を選べ」とは

待て日を選べとは、文字通りタイミングを見極めろという意味合いです。その他にも「待てば利あり」「待て動かせば損」などの文面も似た意味合いです。売るや買うなどは一度様子見し、しばらく経過してから行動することを推奨しているお告げです。

おみくじの相場で待て日を選べと出たら、新しい投資への挑戦や新規売買はタイミングを見直しましょう。

おみくじの相場は宝くじにも関係する?

おみくじの相場で、大利ありや買えなど行動すべきというお告げが出たとき、宝くじを買うべきかもと思われる方もいらっしゃるはず。なんとなく運が味方してくれているようにも思えるので、たくさん買いたくなる気持ちになりやすいです。

しかし、おみくじの相場において宝くじは該当しないというのが一般的な意見です。相場が該当するのは株式や仮想通貨など保有することを想定した投資商品・金融資産です。ギャンブル性が高い宝くじは残念ながら、相場の対象外となってしまいます。

また、相場はあくまでの投資判断のアドバイスという意味合いが強く、直接運勢に関わる指標ではないことも頭に入れておきましょう。運勢の判断は総合運の吉や凶を参考にされることを推奨します。

おみくじの「相場」と「商い」の違い

おみくじの内容

おみくじには「相場」と「商い」があります。どちらも似ていますが、厳密には意味が違うお告げです。それぞれどういう意味でしょうか?

おみくじの相場

上記でも少し触れましたが、おみくじにおける相場とは「株」や「為替」の動きや利益のことについて書かれています。投資商品・金融資産を買うべきか、売るべきか、そもそも今行動すべきかなど、判断の参考となるお告げがメインとなります。

投資に取り組まれている方が注目すべき項目といえます。

おみくじの商い

相場が投資・為替に関するお告げなのに対し、「商い」は売り買いする商売、金銭が関わる仕事全般のことについて書かれています。会社員や個人事業主、起業家の方に該当しやすい項目といえます。

「商い」は金銭が関わる仕事全般のことですので、医療関連や教育関連なども商いに入ります。例えば病院も治療費や薬代などさまざまな利益がありますので「商い」に分類されます。

「相場」も「商い」も、利益が得られるか又は損をするか、今が買い時か又は売り時か、行動を起こすべきか又は待つべきか、などのアドバイスが書かれている点は同じです。

「商い」についての言葉と意味をご紹介します。

  • 商い:「損なし 相当利あり」
    損は無く、儲けもたくさんありますという意味です。
  • 商い:「利益たしかなり」
    確実に儲かりますという意味です。
  • 商い:「買うに吉 利あり」
    仕入れると儲けがでるという意味です。※商いで買うというのは仕入れのことです。
  • 商い:「あせらず時をまて」
    今は立ち止まり、あせらず良い時期を待ちましょうという意味です。
  • 商い:「十分ならずともかならず利あり」
    十分な利益ではないけど必ず利益はあるという意味です。
  • 商い:「小利あり」
    少しの利益があるという意味です。
  • 商い:「利あらず」
    儲けが出ないという意味です。
  • 商い:「利益少し焦るな 後になれば益あり」
    利益は少ないが、焦らなければ後々利益が出るという意味です。
  • 商い:「かいよし うりわるし」
    仕入れは上手くいくが、売れないという意味です。
  • 商い「損あり 待つべし」
    今の状況だと損をしますので時期をみましょう。

おみくじによっては「商い」ではなく「商売」と書かれているものもあります。

《 ポイント 》

  • 相場は株や為替のことについて書かれている。
  • 商いは仕事全般のことが書かれている。

おみくじの「相場」以外の項目と内容

大吉のおみくじ

先におみくじの「相場」と「商い」に書かれている項目と意味をご説明しましたが、その2つ以外にもたくさんあります。

おみくじの項目と内容

  • 願望(ねがいごと):自分が今望んでいることに関すること
  • 待人(まちびと) :自分の人生に大きな影響を与える人に関すること
  • 走り人(はしりびと):いなくなった人に関すること
  • 抱え人(かかえびと):使用人や雇人に関すること
  • 失物(うせもの)  :落し物やなくした物に関すること
  • 探し物(さがしもの):探しているものに関すること
  • 旅行(たびだち) :旅行や出かけることに関すること
  • 商売(あきない) :金銭が関わる仕事全般、商売に関すること
  • 学問(がくもん) :勉強や学問に関すること
  • 相場(そうば)  :株や為替などに関すること
  • 争事(あらそい) :口論や喧嘩、訴訟などの行方
  • 恋愛(れんあい) :恋愛に関すること
  • 縁談(えんだん) :結婚に関すること
  • 転居(やうつり) :引越し、移住にかんすること
  • 健康(けんこう) :健康や病気に関すること
  • 出産(おさん)  :出産に関すること
  • 方位(ほうい)  :方角・方向に関すること
  • 土木(どぼく)  :土木工事・家の改築に関すること

全項目、神様や仏様からのアドバイスが書かれています。あくまでもアドバイスであり、直接運勢にかかわる項目ではないことが多いです。内容も自分の考えや状況と違うこともあります。

仮に都合が悪いことが書かれていても、自分の努力次第でいい方向に変えることができると考えましょう。

また、おみくじの総合運の意味をご紹介します。

  • 大大吉:最高の幸運
  • 大吉:縁起や運勢が良い ※おみくじを引いた時点での運勢で、これから運が下降していくとも言われています。
  • 向大吉:大吉に向かう良い運
  • 末大吉:縁起が良い、めでたい
  • 中吉:吉よりは良くないが、小吉よりも良い
  • 小吉:中吉よりは良くないが、末吉よりは良いとされる
  • 末吉:これから良くなる可能性のある運勢
  • 末小吉:将来は吉になるが、大吉には至らない
  • :縁起や運勢が悪い ※絶対に運が悪いことが起きるということではありません。「このままだと運が悪くなる」という意味で、現状を改善すれば運は上昇します。
  • 大凶:最悪、この上なく運勢が悪い ※さらに運が落ちる可能性がありますので行動は慎重に。

大大吉や末小吉などは、比較的マイナーな結果で知らない方も多いはずです。一方、大吉や大凶は実際に出たことはなくとも知名度が高い運勢といえます。

ただ、一般的に縁起がいいと思われがちな大吉は引いてしまってから徐々に運勢が下がる恐れがある、凶がこれから先も運勢が悪いままとは限らないなど、意外と知らない意味も含まれています。

こうした知識を持っていると、くじ引きで引いたとき運勢の捉え方が大きく変わります。

最後に

神社のおみくじ

おみくじに書かれていることは占いと同じだと思っている方もいるようですが、おみくじはあくまでも神様や仏様のメッセージ(お告げ)ですので、占いではありません。確定した運勢ではないことを頭に入れておきましょう。

ですので、凶を引いてもアドバイスに従えば吉となることもあるようです。おみくじで凶が出ると運が悪いイメージがありますが、そんなことはありませんので心配しすぎないようにしましょう。

株をやっている方もこれから始めようと考えている方も、おみくじを引いたときは「相場」を確認してみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

  • 運気を上げるにはどうしたらいい?

    ・こまめに掃除をする
    ・メリハリのある生活をし、場面に合った洋服を身に着ける
    ・換気をして、新しい空気を取り入れる
    ・ゴミは必ず出す
    ・枯れたもの、腐ったものは、手元に置いておかない
    ・不要なものは、できるだけ手放す
    ・黒やグレーなど、暗い色ばかりを部屋や洋服に取り入れない
    ・休日であっても、身だしなみは整える

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  • 運気を下げないコツは?

    風水では掃除をするだけで運気が上がるとも考えられています。つまり、清潔にしておくことは風水では基本中の基本。特定の空間や場所だけでなく、家じゅうのあらゆる場所の「清潔」を心がけましょう。

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