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SNSでも大人気!『オキシ漬け』って何?
最近、SNSやメディアで話題となっている『オキシ漬け』をご存知でしょうか。オキシ漬けとは、『オキシクリーン』と呼ばれる洗剤を使って、汚れを落としたい物を漬け置きすることで、汚れをきれいに落とす掃除術です。
元々『オキシクリーン』は、アメリカ発の漂白剤入り洗濯洗剤を指します。汚れは酵素の力によって落ちるため、塩素系漂白剤などに比べると体にも素材にも優しく、なおかつしっかり汚れを落としてくれるとして注目を集めました。
そして、現在では日本でも注目されており、洗濯だけでなく、あらゆる汚れを落としてくれる便利グッズとして、掃除全般で活用されています。
オキシクリーンの使い方は?重曹と混ぜる方法も!
きれいに汚れを落としてくれる『オキシクリーン』。そんなオキシクリーンを使った『オキシ漬け』とは、どのように実践するのでしょうか。また、『オキシ漬け』以外の活用法もご紹介します。
オキシ漬けの基本的な方法
- オキシ漬けする場所に40〜60℃のお湯をためる
- お湯4Lに対して付属スプーン1杯程度のオキシクリーンを溶かす
- 汚れを落としたい物を入れて1〜2時間放置する
- 最後にお湯を流して水で洗い流せば完了
オキシ漬けは、基本的に以上の方法で行います。お風呂の浴槽やキッチンのシンク、洗面台、バケツの中などで、あらゆる汚れを落とすことができるので、とても便利です。
重曹と混ぜると便利なオキシペーストを作れる
重曹とオキシクリーンを混ぜることで、オキシペーストと呼ばれるペースト状の掃除アイテムを手作りし、頑固な汚れ落としに活用しているという人も多くいます。
オキシペースの作り方はシンプルです。重曹とオキシペースト、そしてお湯や水を同じ量混ぜ合わせることで完成します。ただし、オキシペーストは、作り置きができません。作り置きをしてしまうと効果がなくなってしまうので、使う際はその幾度、作る必要があります。
オキシ漬けをする時の『絶対NG行為』5選
さまざまな汚れをきれいに落としてくれる『オキシ漬け』ですが、オキシクリーンを使う際はいくつか注意点があります。ここでは、オキシ漬けをする時の絶対NG行為を紹介します。オキシ漬けする際は、これらの注意点に気をつけましょう。
1.素手でオキシ漬けする
オキシクリーンは、塩素系漂白剤などに比べると、肌に優しいと言われています。しかし、実際は漂白剤入り洗濯洗剤です。酸素の力を使って汚れを落とすため、素手で触ってしまうと乾燥しやすくなったり、肌が弱い人は荒れてしまうこともあるでしょう。
したがって、オキシ漬けやオキシクリーンを使用する際は、素手で行わず、必ずゴム手袋などを着用して行ってください。
2.お風呂などの狭い空間で換気せずにオキシ漬けする
オキシクリーンは酸素系漂白剤と同じ効果を持ちます。塩素系漂白剤に比べると臭いもありませんが、人によっては体調不良を訴えたり、不快感を覚えたりします。
したがって、お風呂などの狭い密閉空間でオキシ漬けする場合、必ず換気を行いながら実行しましょう。
3.水洗いできないものをオキシ漬けする
オキシ漬けは、40〜60℃のお湯を使用します。そのため、そもそも水洗いできない素材を使っている衣類や小物などは、オキシ漬けすることができません。特に洗濯する際にオキシクリーンを使う際は、通常の洗濯と同様、すべての衣類が水洗い可能かどうかを確認してから実行しましょう。
4.ステンレス以外の金属をオキシ漬けする
オキシクリーンは、さまざまな掃除に活用できます。ただし、ステンレス以外の金属をオキシ漬けすることは控えてください。
ステンレス以外の塗装した金属類やテフロン加工された調理器具、アルミ製のものなどは、塗装やコーティング加工が剥がれてしまう恐れがあります。また、変色してしまうこともあるので、金属類はオキシ漬けしないよう注意しましょう。
5.天然・人造大理石に使用する
天然大理石や人造大理石がお風呂場や玄関、キッチンの真紅などに使われていることもあります。しかし、天然大理石や人造大理石は、オキシクリーンによって溶解する恐れがあるので、使うことを避けてください。
ただし、人工大理石の場合は溶解のリスクが少ないので、オキシクリーンを使用したり、人工大理石を使用した浴槽でオキシ漬けすることが可能です。
オキシ漬けで楽しく簡単に掃除を完了させよう!
いかがでしたか。オキシ漬けは、お湯にオキシクリーンを溶かすことで、モコモコと泡立ち汚れを簡単に落としてくれます。今回紹介したNG行為に注意しながら、楽しく簡単に汚れを落とし、掃除を完了させましょう。