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扇風機は電気代が安いアイテム!
昨今、扇風機は非常に電気代を抑えたモデルが続々と販売されています。性能が高くなり、電気代も安いので、オールシーズン使用する人も少なくありません。電気代が安いということは把握していても、実際どれくらいの電気代がかかっているのか気になりますよね。
今回は、扇風機を1日中つけっぱなしにしていたときにかかる、電気代の金額の目安をご紹介します。
扇風機を1日中つけっぱなしにしたら電気代はいくらになるの?
扇風機を1日中つけっぱなしにしていたら、どれくらいの電気代がかかるのでしょうか。今回は1kWh当たり27円電気代がかかる計算で、電気代がどれくらいかかるのかをご紹介します。
ACモーター搭載の場合
ACモーターとは、従来の扇風機に搭載されていた種類のモーターです。今回は、消費電力を35Wとした場合、どれくらい電気代がかかるのかをまとめました。
- 1時間…約1円
- 24時間…約23円
風量「強」の場合の計算なので、「中」や「弱」「微風」にすればもっと電気代を抑えられますよ。電気代は決して高くありませんが、安いという印象でもないという人も多いかもしれません。
DCモーター搭載の場合
DCモーターは、近年搭載されることが多くなったモーターです。ACモーターの、約半分の電気代で稼働します。
- 1時間…約0.5円
- 24時間…約11.5円
風量を「微風」にした場合、24時間つけっぱなしでも約3円の出費で済むのは驚異的!その代わり、購入時にACモーター搭載のものよりも値段が高いことが大半です。
昨今ではACモーター搭載の扇風機が少なくなっているので、節電と豊富なラインナップの中から好きなものを選ぶとなると、DCモーターの扇風機になる可能性が高いといえます。
エアコンと組み合わせて、電気代を節約するコツ
扇風機とエアコンの組み合わせといえば、節電対策に欠かせないコンビネーション!具体的にどのような点で節電できるのか、確認してみましょう。
- エアコンの温度を1℃上げると、電気代が10%カットでき、扇風機を併用することで涼しく感じやすくなる
- 夏の温度設定は高め、冬の温度設定は少し低めでも、扇風機を使用すればエアコンの風を効率よく部屋の隅々に流せる
エアコンだけで室内の温度を調整しようとすると、なかなか思うように室温が安定しにくいことが多々あります。室温が安定するまでエアコンはフル稼働し続けるので、その分電気代が高くなりやすくなってしまうのです。
扇風機を使ってエアコンの風をうまく室内に循環させることにより、手早く室温を安定させて快適な空間を実現しやすくなります。電気代もカットしやすいので、併用するのがおすすめです。
まとめ
扇風機は、涼しさを感じるためのものではなく、エアコンと組み合わせることで節電効果もあるアイテム。上手に使用して、暑さや寒さが厳しい時期を乗り越えましょう。