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食材が滑りにくく、使い勝手がよい木のまな板
木のまな板は、食材が滑りにくくて包丁に傷がつきにくいため、頻繁に料理を作る人にとっては手放せないアイテムです。使用している木の種類も豊富なので、自分の好みに合わせた素材のものを選べるのも木のまな板を使用する醍醐味といえます。
しかし、使い方を間違えてしまうと、木のまな板が想像以上に早く傷んでしまうかもしれません。NGな使用方法をチェックし、長く木のまな板を使用しましょう。
木のまな板にしてはいけないNG行為6選!
木のまな板にしてはいけない、NGな行為をまとめました。
1.乾燥したまま使い始める
樹脂製などのまな板であれば、乾燥した状態のまま使い始めることが大半だと思います。しかし、木のまな板は乾燥した状態で、いきなり食材を切ってしまうのはNG。
まず、まな板に水をかけて水の膜を表面に張ることから始めましょう。まな板を水に濡らしたあとは、布巾やキッチンペーパーで水分を軽く拭き取り、食材に余分な水滴の付着を防止してください。
2.表裏で使い分ける
木のまな板は、食材によって裏表を使い分けるのは不向きです。まな板を濡らして使用するため、表面を濡らしたときに裏面にも水滴がつき、汚れてしまいます。
使用した面を水洗いして拭き、裏面を使用したとしても、水滴が残っています。まな板全体を汚すことにつながってしまうので、表裏での使い分けは避けましょう。
3.直射日光の当たる場所で保管
使用後の木のまな板を、日光に当てて殺菌消毒するのはNG!直射日光に当て続けると、温度変化によってまな板がひび割れる可能性があります。乾燥させるときは、自然乾燥が最適です。
4.漂白剤を使う
木のまな板に黒積ずみができたら、気になりますよね。だからといって、黒ずみに漂白剤などを使用してしまうのはよくありません。
- 漂白剤のニオイが、まな板に残る
- まな板が変色する
上記のようなトラブルが起きてしまう可能性があります。
5.乾燥機を使う
木のまな板がなかなか乾かないからといって、食器乾燥機に入れて一気に乾かしてしまうのはNG!急激な乾燥は、まな板のひび割れや変形につながります。
6.反ったままのまな板を使い続ける
木のまな板を継続使用していると、徐々にまな板が反ったり傷が目立ち始めてきます。反ったり傷があるものを、そのまま使用し続けるのは危険!
- 安定感にかける
- 傷や割れ目から雑菌が入り込み、食材に移る
木のまな板のメンテナンスは、素人では難しい可能性が高いです。
木のまな板の正しい使い方
木のまな板の正しい使い方は、ポイントを押さえればとっても簡単!
- まな板を使用する前、しっかりと濡らす…食材のニオイ移りなどを防ぐため
- お湯で洗い始めない…お肉やお魚を切ったあとすぐにお湯をかけると、タンパク質が固まって落ちにくくなるため
- 洗剤で洗ったあとにお湯をかけて殺菌消毒し、自然乾燥
- 傷や反りが気になり始めたら、専門業者にメンテナンスを依頼する
普段使用するとき、正しい使い方を厳守すると、木のまな板を長く使用しやすくなりますよ。正しいメンテナンスを繰り返していたとしても、木のまな板はどうしても反ったり傷が目立ってきます。放置せず、専門業者に電話で相談し、早めにメンテナンスを依頼しましょう。
まとめ
木のまな板は、メンテナンスの仕方次第で、長く使用することができるキッチンアイテムです。NGな使用方法をチェックし、正しい使用方法を厳守しましょう。