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買ってはいけない『テレビ』4選!
1.部屋の広さにあっていないサイズ
映画やスポーツ観戦、動画干渉やゲームプレイを楽しむなら迫力のある大画面は憧れでもあります。しかしテレビには「適正視聴距離」と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか。
適正視聴距離とは、画面サイズごとにどれくらい距離を取ると最適な視聴体験になるかという目安です。この適正視聴距離が守られないと、高画質のテレビのはずなのに画質に満足できなかったり、見ていると疲れる、など感じることがあるといわれています。
- 6畳の部屋では40インチ以下にして視聴距離は1.5mがおすすめです。
- 8畳の部屋では、フルHDテレビは最大49インチ、4Kテレビなら最大55インチ程。視聴距離は
1.6m程度とりましょう。 - 10畳以上の部屋では55インチ以上のフルHDテレビに視聴距離は2m程度。視聴距離が2.6m以
上であれば70インチ以上でもよいでしょう。
2.見た目重視のテレビ
お部屋のどこでも自由に置ける自立式タイプや、見た目がスタイリッシュでおしゃれなテレビも最近見かけることがあります。
特に女性から人気があるようですが、実際に購入した人の口コミには、耐震性が不安なため転倒防止マットを敷いたり、テレビボードとベルトでつないだり工夫をすることで、結局見た目がおしゃれでなくなる、という感想などもあります。
実際のところは、壁寄せテレビスタンドが倒れる可能性はかなり低いそうです。後方に倒れることはあっても、前方に倒れる可能性はとても低く安全性も確認されているものが多いとのことです。
けれど小さなお子さんやペットがいるご家庭では、心配になって何かしら対策をしたくなることもあるため、そのようなご家庭では見た目重視で選ぶのは避けたほうがいいでしょう。
3.引っ越し予定があるのに「有機ELテレビ」
高コントラストなのでクッキリとした映像の美しさが魅力の「有機ELテレビ」。見た目もスタイリッシュということもあり人気がありますが、パネル部分が薄くて運搬時に壊れやすいという特徴が指摘されています。
そのため、引っ越しの際には有機ELテレビの場合のみ1~2万円の別費用がかかったり、対応してもらえない引っ越し業者も少なくないそうです。転勤の予定があったり、数年以内に引っ越すことが決まっているようなご家庭では、大型有機ELテレビは選ばないほうがよいかもしれません。
4.画質にこだわっているのに「液晶テレビ」
比較的コスパがよいことで知られているのが液晶テレビですが、一般的に黒い色がクッキリとせず、コントラストは弱めであるといわれています。他にも視野角が狭いため、動きの早い映像はボケ気味になることも。
つまり画質にこだわらないコスパ重視の場合はおすすめですが、高画質を求めている場合は液晶テレビより高額になりますが有機ELテレビのほうがよいでしょう。
4Kテレビを選ぶときの注意点
4Kテレビとはフルハイビジョンの4倍の画素数を持つテレビで、よりリアルな映像が楽しめることや、画面が大型になっても粗さが目立ちにくい特徴があります。
この4Kテレビには専用チューナー内蔵型と後付け型があるため、4K対応テレビだけでは4K放送を見られないこともありますので気を付けましょう。「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」はどちらも4Kの映像を視聴できるテレビではありますが、
- 「4K対応テレビ」とは4K放送のチューナーを内蔵していないため、外付けの専用チューナーの購入が別途必要となります。
2022年現在では、どのメーカーでも4Kチューナー内蔵型がほとんどですが、4Kテレビを選ぶときは専用チューナー内蔵型か後付け型かを念のため確認しましょう。
後付けの場合、チューナーを置く場所を考えたり、余計な配線が必要になるテレビ周りをスッキリさせたい方にはおすすめできません。
まとめ
テレビはリーズナブルなモデルから、多彩な機能を搭載したハイエンドモデルまで、各メーカーからさまざまな製品が販売されています。
選ぶ際に最も気を付けたいのが、部屋の広さとテレビのサイズです。また適正視聴距離というテレビとどれくらい距離を取ると最適な視聴となるかも、快適に視聴するには重要なポイントとなっています。