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使い捨てマスクよりも経済的な布マスクは清潔に!
毎日外出時に着用するマスクは、大きく分けて使い捨てマスクと布マスクの2種類に分かれます。どこの2種類のマスクは、どちらにもメリットとデメリットがあります。
使い捨てマスクは選択する必要がありませんが、1枚1枚使い捨てることになるためお金がかかります。対して、布マスクは洗濯しなければいけませんが、1枚購入すれば長く使い続けることができるため、お財布に優しいです。
こうしたメリット・デメリットから、人によっては家計に負担をかけないために、布マスクを使用している人も多いです。
布マスクにしてはいけない『NGな洗濯方法』5選
基本的に、布マスクは毎日手洗いすることが推奨されています。布マスクを洗う際、誤った方法で洗濯してしまうと、不衛生になってしまったり型崩れしてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
1.他の洗濯物と一緒に洗う
布マスクを他の洗濯物と一緒に洗うことは避けてください。服や下着には、多くの菌が付着しています。一緒に洗ってしまうと、洗っている最中に細菌や汚れが布マスクに付着し、吸収されてしまう恐れがあるのです。
したがって、基本的に布マスクは他の洗濯物とは別に手洗いすることが推奨されています。また、先ほどお話ししましたが、布マスクは洗濯機よりも手洗いが推奨されています。
2.手洗い前に手を洗わない
布マスクを手洗いする前、皆さんは手をきちんと石鹸で洗っていますか。意外と洗濯前に手を洗うことを忘れているという人も多いのではないでしょうか。
外から帰ってきた時はもちろんのこと、家の中で家事や育児をしていると、どうしても菌や汚れが手に付着してしまいます。その汚れた手のまま、布マスクを手洗いしてしまうと、清潔にするはずが不潔になってしまう恐れがあるのです。
布マスクを手洗いする前は、必ず手をきちんと洗ってから取り組むようにしましょう。
3.手で強くこすってもみ洗いする
手洗いする際、布マスクに付いた汚れや細菌をしっかり落とそうと、強く擦ったりもみ洗いしたりしていませんか。取り出して水気を切り、干した後、「形が崩れている」と感じたことがある人も少なくないでしょう。
布マスクは型崩れしやすいため、強く擦ったりもみ洗いしたりすると簡単に型崩れしてしまったり、耳にかける部分が破れてしまったりします。
手洗いする際は、なるべく丁寧に優しく押し洗いすることを心がけてください。汚れが気になる場合は、もみ洗いではなくたたき洗いをおすすめします。
4.洗濯ネットに入れずに洗濯機で洗う
どうしても時間がないという場合は、布マスクを小さめの洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことをおすすめします。この場合、なるべく他の洗濯物とは別にして洗うと清潔な状態を保ちやすくなります。
しかし、洗濯機で洗う際、洗濯ネットに入れず、他の洗濯物と一緒にそのまま洗濯機に入れて洗ってしまうと、型崩れしたり破れてしまったり、洗濯槽に残っていた汚れや菌が付着してしまいます。
どうしても洗濯機を使って洗いたいという場合は、小さめのマスクに合ったサイズの洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
5.乾燥機を使って乾かす
布マスクを乾燥させる際、早く乾かしたいという理由から乾燥機を使って乾かす人がいますが、布マスクは柔らかくもろいため、熱風で乾かしてしまうと傷んでしまう恐れがあります。
傷んでしまうと、形が崩れたり、サイズが小さくなってしまったりして、すぐに買い換えなければいけなくなります。したがって、布マスクは基本的に陰干しで乾燥させてください。
1日1回が目安!布マスクのおすすめの洗い方
布マスクは、清潔な状態を保つために1日1回を目安に洗う必要があります。布マスクを洗う際は、以下の手順で手洗いするようにしましょう。
- 洗面器に水と衣料用洗剤(小さじ0.5〜1杯程度)を入れる
- 布マスクを洗面器に入れて洗剤液に浸し10分置く
- 手で10回ほど押し洗いする(気になる汚れはスポンジで叩き洗いする)
- 両手で挟むようにして水気を切って陰干しで乾かす
布マスクは強く擦ったりもみ洗いしたりしてはいけません。そのため、まずは10分ほど洗剤液に浸しておき、その後、手で押し洗いする方法がおすすめです。
また、衣料用洗剤の中でも抗菌、殺菌効果のあるものを選ぶとより効果が発揮されますよ!
布マスクは毎日手洗いして清潔な状態を保とう
布マスクは、お財布には優しいものの毎日の洗濯が必要となります。今回紹介したNGな洗濯方法を避け、正しい方法で洗うようにしましょう。