酢の物の日持ちはどれくらい?長持ちさせる方法と保存のコツ

酢の物

味の濃い料理の箸休めとして人気の酢の物ですが、どれくらい日持ちするかご存知でしょうか?酢の物が余ったときや作り置きをしたいとき、どのように保存すれば日持ちがするのでしょうか。今回は、酢の物の日持ち、日持ちさせるための作り方や保存方法、賞味期限切れの酢の物についてご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

酢の物の日持ちはどれくらい?

酢の物

手軽に作れて程よい酸味が美味しい「酢の物」の日持ちはどれくらいだと思いますか?酢の物の日持ち期間は、和える食材や酢の種類によって違ってきます。

さらには保存方法によっても賞味期限は変わりますので、日持ちに関係するポイントを一緒に確認していきましょう。

酢の物の「常温保存」は避けたほうがよい?

お酢そのものは常温保存で良いのですが、酢の物は酢を使っているとはいえ、常温で置いておくのは良くありません。

野菜やほかの調味料まで腐らなくするわけではありませんので、夏場の暑い時期は6時間程度、それ以外の季節は6~12時間程度でしょう。

お弁当に入れる場合、夏場などの暑い時期は保冷剤でお弁当箱を冷やすようにして、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。

酢の物に入っている食材や気温、季節などによって大きく変わりますので、これらの時間はあくまでも参考程度だと思ってくださいね。

「冷蔵保存」での酢の物の日持ちは3日前後

酢の物は常温保存や冷凍保存にするよりも、「冷蔵保存」が最も良い方法といえます。

酢の物にする食材や調理法にもよりますが、冷蔵保存だと3日前後、調味液入りは2日程度持たせることができます。

調味料に殺菌効果のあるお酢を使っているので、ある程度は日持ちするのですが、酸化により風味が変わってしまいます。

よって、夏場など食べ物が傷みやすい時期は、なるだけ翌日か遅くとも翌々日までには食べきるようにしましょう。それ以上保存すると、冷蔵庫の中とはいえ菌が繁殖して腐る原因になりますので注意してくださいね。

酢の物を長く日持ちさせたい場合は「冷凍保存」にする

酢の物は冷凍保存・解凍しても食べることが出来ますが、せっかくのお酢の酸味が飛んでしまいます。

解凍すると野菜などから水分が抜け食感も変わってしまいますが、長く日持ちさせたい場合は冷凍保存すると良いでしょう。保存期間の目安はおよそ1ヶ月です。

それ以上保存すると冷凍焼けなどによって劣化してしまう可能性がありますので、フリーザーバッグに日付を書いておくと便利ですよ。

解凍方法ですが、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍すると良いでしょう。

《 ポイント 》

  • 常温で置いておくのなら目安は6~12時間程度。
  • 冷蔵保存は3日前後、調味液入りは2日程度。
  • 冷凍保存でお酢の酸味が飛んでしまうが、1ヶ月程度OK。

酢の物を保存方法

タッパー

和える食材によって賞味期限が大きく変わってくる酢の物ですが、日持ちさせるにはどのような方法があるのでしょうか?

ここでは酢の物を長持ちさせる大切なポイントを紹介しましょう。

清潔で乾いた容器に入れて保存する

酢の物を日持ちさせるためには、調理中の水分や雑菌が入らないように注意する必要があります。

保存に使用する容器や箸は、しっかりと水気をふき取り清潔で乾いた物を使えば、より日持ちさせることができるでしょう。

保存容器の材質はタッパーやプラスチック製よりも、色やにおい移りがしにくいホーロー製やガラス製が適しています。

できれば素手でさわらないようにする

つけ汁に浸したり揉み込んだりする調理は、できるだけ素手で行わない方が良いでしょう。食材と調味料をビニール袋に入れて和えれば、雑菌の繁殖が抑えられます。

空気に触れないようにする

高い殺菌効果がある酢ですが、空気に直接触れると酸化が進んで風味が落ちてしまうこともあるようです。

冷蔵保存する際はできるだけ空気に触れないようにしっかりとラップをかける、または保存容器のふたをぴっちり閉めて保存するようにしましょう。

《 ポイント 》

  • 調理中の水分や雑菌が入らない清潔な容器を使う。
  • できるだけ素手で触らないようにする。
  • 空気に触れないように密閉する。

酢の物を日持ちさせる作り方

調味液を作る材料

日持ちする期間は保存方法によって大きく変わります。酢の物に入れる食材や、お酢の種類、さらには保存の仕方によっても日持ち期間が変わってくるので、注意が必要です。

ここからは日持ちさせる酢の物の作り方を紹介しましょう。

調味液を加熱してから漬け込む

酢の物に使う調味液に火に通してから食材を漬け込むようにすると、雑菌の繁殖を防いで日持ちさせることができます。

それと同時にお酢特有の強い酸味がやわらぎ、まろやかな味に仕上がります。沸騰する直前で火を止め、粗熱をとってから調理するようにしましょう。

だし入りの酢で漬けるのは避ける

お酢そのものは日持ちしますが、他の成分、例えば昆布や水などが混ざると傷みやすくなってしまいます。また、お酢の希釈度によっても日持ち期間が変わります。

  • 【三杯酢】酢3: 砂糖2: 醤油1の割合
  • 【二杯酢】酢:3醤油:2の割合
  • 【甘 酢】酢:3砂糖:2塩少々の割合

この希釈度の異なる三杯酢、二杯酢、甘酢は冷蔵保存で5日程日持ちしますが、土佐酢などだしが入った酢は数日しか持ちません。

よって酢の物を作る際の酢は日持ちする三杯酢、二杯酢、甘酢などにするか、だし汁の代わりに塩昆布を使うと日持ちを長引かせることができ、旨味も増しますよ。

わかめは種類によって日持ち期間が異なる

「生のわかめ」と「塩蔵わかめ」では、塩蔵わかめの方が日持ちするといった具合に、わかめは種類によって日持ち期間が異なります。

生わかめは日持ち期間が2日と短いので、調理したら早めに食べてしまいましょう。組み合わせる食材の日持ちを意識するようにしてください。

春雨は食べる前に調味液と和える

酢の入った調味液に春雨を浸けた状態で保存すると、透明感が失われ食感が落ちてしまいます。そうならない為には、食べるちょっと前に調味液に春雨と他の食材を加えて和えるようにしましょう。

国産物の春雨は3日~4日持ちますが、外国産の春雨は日持ちしませんので、できるだけその日のうちに食べきるようにしてください。

水分が出やすい食材はしっかりと搾ってから使う

きゅうりなど水分が出やすい食材は、切り口から水分が出やすいため、傷みやすく日持ちしません。きゅうりを使って酢の物を調理する場合は、塩もみをしてきゅうりの水分をよく切り、和えたらその日のうちに食べ切るようにしましょう。

また、塩もみしたきゅうりを別の容器に保存しておき、食べるちょっと前に酢の物に和えるようにすると、日持ち期間をのばすことができます。

《 ポイント 》

  • 調味液に火に通してから漬け込むと雑菌の繁殖を防ぐ。
  • 三杯酢、二杯酢、甘酢は日持ちするが、だし入りの酢は日持ちしない。
  • 生のわかめと塩蔵わかめでは、日持ち期間が異なる。
  • 酢の入った調味液に春雨を浸けた状態で保存しない。
  • きゅうりなど水分が出やすい食材はしっかりと搾ってから使う。

賞味期限切れの酢の物とは

酢の物

酢の物はもとから酸味があり腐っているか判断しづらそうですよね。では賞味期限が切れるとどのような特徴が出てくるのでしょうか。

賞味期限が切れたら直ぐというわけではありあせんが、腐り始めてくると以下のような特徴が徐々に現れてきます。ちょっとでも気になるようでしたら食べないようにしましょう。

  • 食材が溶けて調味液に濁りが出ている。
  • 水分の表面に白い膜が浮かんでいる。
  • カビが生えている。
  • ぬるぬるして糸を引いている。
  • 酸味が飛んで風味が変わり異臭がする。
  • 食べたときに舌がピリピリする。

《 ポイント 》

  • 酸味がある酢の物は、腐っているか判断しづらいが、液に濁りや白い膜がある、ぬるぬる糸を引く、異臭がする、カビが生えているなどの時は処分する。

最後に

酢の物

いかがでしたでしょうか?酢の物の日持ちはどれくらいかお分かりいただけましたか?体にも良いと言われている酢の物は、不足しがちな海藻類や野菜などを手軽に補える料理です。

さっぱりとした風味が欲しいときにうって付けの副菜ですが、お酢を使っているとは言え、それ程日持ちするとは限りません。

けれども、長持ちさせる調理の仕方や保存方法を工夫することで、日持ち期間をのばすことができます。「常温保存」と「冷凍保存」はできるだけ避けて「冷蔵保存」で上手に食生活に取り入れて、お酢の力でより健康に役立ててくださいね!

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