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ついたら落ちにくいカレーのシミ
カレーのシミは、洋服にいったんついてしまうとなかなか落ちないものです。なぜカレーは落ちにくいのか、原因は以下のものがあげられます。
- 水溶性と油溶性が混ざり合っているため
- クルクミン色素が含まれているとため
カレーは、落ちにくい要素をたくさん含んでいる食べ物です。そのため、いったん洋服についてしまうと厄介なシミになってしまうのです。
服にカレーがついた時の『NG行為』4つ!
洋服にカレーがついてしまったときには、慌てて対応してしまうとNGな方法で対応してしまうかもしれません。シミを残さないためにも、注意すべき行動を把握しておきましょう。
1.そのまま放置する
カレーに限らず、食事のシミは放置すべきではありません。時間が経った汚れは頑固になってしまうため、除去するのが難しくなってしまいます。
ほかの衣類と一緒に洗いたいからといって、染み抜きだけをしてそのまま放置してしまうのもよくありません。できるだけ早く染み抜きをして、洗濯機で洗いましょう。
2.水道水で洗い流す
水道水で汚れを洗い流すと、以下のことが起こるかもしれません。
- 油汚れが落ちずに残る
- 汚れを広げてしまう
カレーのシミができてすぐであれば、水道水でも落ちる可能性があります。しかし、絶対にきれいに落ちるというわけではありません。汚れを広める可能性があることもあるので、そのことも考慮して対処しましょう。
3.こすって落とす
衣類に汚れが付いた瞬間、焦ってしまいこすり洗いしてしまうこともあるでしょう。しかし、あまりよい結果は招かない可能性が高いです。
- 衣類に汚れがこびりついてしまう
- 汚れを広げ、落ちなくなるなど
もみ洗いやこすり洗いは、かえって事態を悪化させてしまう可能性があります。
4.デリケート素材の衣類に漂白剤をかける
色落ちしてしまったり、漂白剤の使用が不可なデリケートな素材に、洗浄力の強い漂白剤をかけてしまうのはNG!衣類の色まで一緒に落ちて、素材を傷めてしまう可能性があります。
カレーのシミにすべき正しい対処方法
カレーが洋服に付いたときに行いたい、基本の対応方法をご紹介します。
- カレーの具などをティッシュで取る…汚れを衣類にねじ込まないよう注意
- シミに中性洗剤をしみこませ、軽くもんで汚れを抜く…食器用中性洗剤が望ましい
- 水で洗剤を洗い流し、シミに酸素系漂白剤をしみこませる
- 通常洗濯をする
衣類の素材に合わせた対策を実行することで、シミを残さずきれいにカレーだけを取り除きやすくなりますよ。漂白剤の使用が可能かどうかは、洗濯物についているタグをチェック!カレーの汚れを衣類に残さないためにも、手早い処理を心がけましょう。
まとめ
カレーのシミは、放置すべきではありません。正しい方法でシミへの対処を行い、手早く汚れを除去しましょう。