ブレーカーが落ちたらまずやるべき『4つの行動』 コレを忘れると事故や怪我に繋がるかも

ブレーカーが落ちると、室内が一気に暗くなってしまうため驚きますよね。どうしてブレーカーが落ちてしまうのか、まずは原因をチェックしましょう。ブレーカーが落ちたときにすべき、正しい対処方法も紹介しています。ブレーカーに対する正しい知識を把握し、事故やけがを招かないよう注意してブレーカーを扱いましょう。

ブレーカーが落ちる原因をチェック

分電盤

ブレーカーが落ちると、家の中の電気が一気に消えてしまうため、一瞬パニックになってしまいますよね。まずは、ブレーカーの種類と落ちる原因を見てみましょう。

  • アンペアブレーカー…家全体の電気を使いすぎたときに落ちる
  • 漏電ブレーカー…屋内のどこかで漏電しているときに落ちる
  • 安全ブレーカー…屋内の局所で電気を使いすぎたときに落ちる

それぞれの違いを把握し、対策を練りましょう。

ブレーカーが落ちたらまずやるべき『4つの行動』

考える女性

ブレイカーが落ちたとき、なにをすべきなのかをチェックしましょう。

1.どのブレイカーが落ちたかを確認する

3種類あるブレーカーのうち、どのブレーカーが落ちたかを確認することが非常に重要!なにも考えずブレーカーだけを上げて再利用してしまうと、家の中の漏電をに落として事故やけが招いてしまうかもしれません。

漏電ブレーカーが落ちている場合は、懐中電灯などを使って漏電の原因を探りましょう。

2.漏電の原因を調べる

家庭内で起こる漏電は、以下のものが考えられます。

  • 家電の絶縁体が劣化している
  • 家電の故障
  • トラッキング現象が起きている…コンセントの周りにほこりがたまり、発火して焼けること
  • 配線の損傷…ネズミなどがかじったり、家具などの重いもので衝撃を与えられて損傷

漏電しているものが見当たらない場合は、専門業者に相談してみましょう。

3.一度に電気を使いすぎていなかったかを振り返る

一度に大量の家電製品を使用してしまったら、ブレイカーが落ちてしまいます。真夏と真冬は、特に消費電力が高くなりやすいため、ブレーカーが落ちやすい傾向。

家電製品の買い足しなどを行った場合は、使用する前に必要なアンペア数などを事前にチェックしておくことをおすすめします。

4.周囲の状況確認をする

電気がいきなり切れるのは、電気の使い過ぎや漏電だけが原因ではありません。地震や台風、塩害などの影響で停電している可能性があります。自然災害に遭ったときは、周囲の状況をチェックしてブレーカーで電気が復旧するかをたしかめてみましょう。

ブレーカーが落ちたときの正しい対処方法

ブレイカーを操作

ブレイカーが落ちたときには、以下の対処方法を試してみましょう。

  • 落ちているブレイカーだけでなく、すべてのブレイカーをすべて切る
  • 家電製品のプラグを抜く
  • アンペア→漏電→安全の順でブレーカーを入れる
  • 電化製品のプラグを差し込む

すべて切ってしまったブレーカーを上げる順番を覚えてしまえば、簡単に復旧可能です。正しい手順で復旧させれば、火事や事故の危険を回避しやすくなりますよ。

何度もブレーカーが落ちるようであれば、プランの見直しをする時期に差し掛かっているのかもしれません。家族の人数が増えたり、生活様式が変化したときには、プランを見直してみてくださいね。

まとめ

ブレーカーがいきなり落ちると、つい落ちているブレーカーだけを入れて電気を復旧させてしまいがちです。正しい手順でブレーカーを入れ直し、事故を防ぎましょう。

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